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第二会社方式で倒産回避! (会社分割) PDF 印刷 Eメール
2009年 9月 28日(月曜日) 14:57

さて、今回は、事業再生ツールの一つである会社分割について、軽いタッチでお話をしていきます。

会社分割はとっても奥が深いお話なので、できるだけ簡潔に、そして分かり易くお話していきますね。

「そ~ゆ~方法があるのか・・」という程度でもかまいませんので、会社分割について、少しでもあなたに伝える事ができればと思います。

 

会社分割とはいったい?

会社分割とは、簡潔に言ってしまえば、既存の会社を2つ以上の会社に分ける事を言います。

厳密に説明しますと、会社が保有する権利・義務の全部、または一部を分割し、そしてその後、新しく設立する会社、または他社に承継させることいいます。

 

ちょっと小難しいですね・・・・・

 

一つ、例をあげてみますね。

建設業と、不動産業を営んでいる会社があるとします。このような企業の場合、建設部門や不動産部門を分離し、分割した事業を包括的に別会社に承継させたり、他社に吸収させる事が可能になります。

 

 

どんな時に会社分割を使うの?

会社分割を検討する時は、たいていの場合、「赤字部門」「黒字部門」を切り離す際によく使います。

事業部制の組織を採用している企業が、経営の独立性を高める時にも会社分割は使われます。必ずしも赤字と黒字を切り分ける訳ではないのです

例えば・・・

毎月100万円の利益を生み出す黒字部門と、毎月100万円の赤字を計上する赤字部門を抱えている企業があるとします。

このように、赤字と黒字を抱えているケースでは、黒字事業で生み出した100万円のキャッシュを、赤字事業に100万円の損失補填をする事になってしまいます。

会社という"くくり" で見たら、損益がトントンですから、とりあえず資金繰りは回ることになりますが、黒字で順調な事業も資金繰りにゆとりがなくなってしまい、カツカツな資金繰りを余儀なくされます。

 

このような状況では、黒字事業を伸ばすための投資もできなくなりますし、ちょっとした資金繰りのミスで、黒字事業までもが行き詰ってしまう危険性をも孕んでしまう事になります。

仮に、ちょっとしたミスで資金繰りに失敗してしまえば、基本的には一つの企業なのですから、赤字事業・黒字事業共に、資金繰りに行き詰ってしまい、倒産してしまいます。

赤字の事業はしょうがないとしても、毎月利益を生み出している黒字事業まで共倒れしてしまう事になってしまいます。

 

このような悲惨な状況を回避するために、会社分割を使い、赤字事業と黒字事業を切り離してしまい、黒字の事業を守ります。

赤字の事業と黒字の事業を切り離してしまえば、共倒れを防ぐ事ができます。

赤字事業は旧会社(分割元の会社)に残し、債務と一緒に特別清算(破産)で廃業してもらいます。

黒字事業は新しい会社として事業を続ける事ができ、赤字事業に足を引っ張られる事もなくなるので、資金繰りは劇的に好転します。

このように、会社分割を活用して、会社を守る事ができるのです。

上記の説明でよく分からなかったという方は、下記の解説を読んでみて下さい。(面談の際にこの説明をすると、みなさんけっこう理解してくれます。)

 

 

腐ったミカンの法則

腐ったミカンの法則ってご存知ですか?

金八先生を見ていた方ならご存知だとは思いますが、知らない方がいたら、話が進まなくなってしまうので、一応、簡単に説明しておきますね。

 

腐ったミカンの法則とは、

腐ったミカンを箱から取り出さないで、そのままほったらかしにしておくと、周りにあるミカンがどんどん腐ってしまい、箱の中のミカンがだめになってしまうという事を、学校にケースに当てはめ、

腐ったみかん=〔不良〕は取り出さないと、
他の生徒にまで悪影響を与えてしまう・・・
という事を腐ったミカンの法則 と言います。

 

不良と、真面目な生徒を一つのクラスでまとめてしまうと、真面目な生徒が不良に影響を受けてしまい、学力が下がってしまったり、素行が悪くなってしまう。という事を説明するために使われていた言葉です。

 

この腐ったミカンの法則 を事業に置き換え、考えてみて下さい。

 

箱(会社)に入っている腐ったみかん(赤字事業)と、食べ頃のミカン(黒字事業)は、同じ箱に入れておいたら、全てのミカンが腐ってしまい、箱ごと捨てなければならない羽目になってしまいます(倒産)

そうならないために、新しい箱を用意して(新設会社)、食べ頃のミカン(黒字事業)だけを選んで、新しい箱に入れ替え、ミカンを腐らせないようにします。

腐ったミカンだけを集めた箱は、廃棄処分(特別清算)してしまい、腐ったミカンは捨ててしまう。というようなイメージです。

 

会社分割のイメージとしては、こんな感じです。

 

赤字事業と黒字事業を一緒くたにして、共倒れする必要はありません。
切り離してしまい、黒字の事業を守る事ができるようになります。

 

 

注意:
すべての事業が赤字の場合はやっても意味がないかもしれませんね。
経費削減を徹底しても、トントンにまでもっていけない場合は、廃業したほうがいいかもしれません・・・

 

次回は、会社分割についてもう少し話を掘り下げて、お話をしてきたいと思います。

Tags: 会社分割 | 倒産回避

 

コメント  

 
-1 # いつも応援有難うございます!サンジェルマン伯爵 2009-09-29 22:24
お久しぶりです!

瀬間さん、いつも私の拙いブログメッセージ をお読み頂いて有難うございます!返信コメ ントが遅れたことをお詫び申し上げます。

さて、ダン・ブラウンの新作か、ダ・ヴィン チ・コードの続作に関しては、全くしりませ んでした。

ですが、私や私の様な・・・の人々は、ダン ・ブラウンや映画「トレジャーハンター?」 などの存在をあちら側の世論操作と見ており ますので、ダン・ブラウンがこの後このまま で終るはずがないとみておりましたので、非 常に納得でありそのニュースに満足しており ます。

貴重な情報有難うございました。
その新作の題名からどのような内容になるか ”推理”して見ましょうかね。笑い^^!

PS,腐ったミカンの法則は、金八先生でな くても判らなければならない所謂常識なんで すが、最近のお笑いクイズ番組を見てると寒 気がしますね。(あまり見無いのですが)
そして、もしかして、一般的には「腐ったリ ンゴ」の例えを金八先生ではミカンに置き換 えて引用したわけですね。ま~どちらでもい っしょですね。笑い^^!

昔、私がいた会社では、事業部制にしたり、 戻したりして数年おきに体制が変るので大変 でした。家電業界では昔好調だったものを潰 したケースが多々ありましたがこういう事情 のためなんですよね。判りやすい説明でとて も参考になりました。このサイトの情報当分 勉強させて頂きます。

グッドラック!!
返信 | 引用して返信 | 引用
 
 
0 # こちらこそありがとうございます。瀬間 隆司 2009-10-03 11:47
サンジェルマン伯爵様、
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません

しかもなんとなくガセっぽいネタをつかませ てしまい、なんだか申し訳なく思います。

ちょっと言い訳になってしまうかも知れませ んが、
引用:
小説『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』の続編、『ザ・ロスト・シンボ ル(The Lost Symbol)』(英語版)が15日に発売される。

なんて記事を見てしまったら、
誰がどう見ても「ダヴィンチコード」の続編 だ!!と思ってしまいます :Pinch:

私もメディアに踊らされてしまいました・・

ただ、
【ロバート・ラングドン】のキャラ自体は凄 く好きなので、3作目が出ただけでも嬉しい です。(贅沢を言ってしまえば、ダヴィンチ コードの続編が出て欲しかったですが・・・ )

早く訳本が出版される事を期待しています。

P.S
小説でフリー・メーソンの謎を解明するのは 、かなり無理がありますよね、私も同感です
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