ザ・リバイバル 第一号

ダヴィンチパートナーズ合同会社は
事業再生コンサルタント会社に生まれ変わりました。

FROM:瀬間隆司
群馬県下仁田より
今まで飲食店や小売店企業様に、経営コンサルティングサービスを提供しておりましたが、2009年5月末をもって、新規のご相談、新規の顧問契約は全て受付を取りやめさせて頂く事になりました。

手前勝手で大変申し訳ありません。

既存のクライアント様に対しては、契約期間中は通常通りしっかりとサポートしていきますので、ご安心下さい。

飲食店・小売店の店舗改善や売上アップのお手伝いから、事業再生という、いわゆる倒産を回避するためのお手伝いをする事になったのですが、その前に、なぜ、私が事業再生コンサルティングに取り組むようになったのか、きちんとお話しなければなりません。

 

事業再生コンサルタントになるきっかけ

私が事業再生に取り組むようになったきっかけ、それは義父の会社の倒産を目の当たりにしてからです。

義父の会社は創業24年の加工食品会社です。10年前は元気に取引していたようですが、ここ数年は極度の販売不振に陥り、売上低迷に喘いでいました。

去年は原料高に見舞われ、元々苦しい資金繰りがさらに悪化、追い討ちをかけるように売上の3分の2を占める大口の取引先から、取引を打ち切られてしまい、最早どうにもならない状況に追い込まれてしまったのです。

 

私は義父と一緒に住んでいるので、毎日のように食卓で顔を合わせます。1年半以上一緒に住んでいるのに、一言も相談してくれませんでした。

「新しい商品を開発したいけど、何かあるかな」ですとか、「うちもそろそろネット通販に力を入れたいけど、どうしたらよいのか?」といった、販促に関する相談はたまにされてはいましたが、財務に関する相談はただの一度もされたことはありませんでした。

そんなある日のこと、大口の取引先に取引を打ち切られ、社内がバタバタしたころ、「どうしたんですか?何か問題が起こったのなら手伝いますよ、家族なんですから」と言ってみたら、社長である義父から「この先どうしたらよいのか分からない、何か方法は見つかるかい?」と、決算書を渡され、初めて財務に関する相談を受けました。

受け取った決算書を開いてみたら、愕然としました。「こんな状況になるまで放置しておくなんて・・・」

資金繰りをまわす、まわさないといった話をする以前の問題でした。相談を受けた時の状況は、会社に現金が一万円も残っておらず、売掛金も従業員の給料一人分しかないという最低最悪の状態に陥ってから、『どうしたらいいと思う?』などと聞いてくるような状態ですから、どうしようもありません。

本人は必死なのでしょうが、こんな状態になるまで放っておくのですから、どうにもなりません。

私が家に来た時から資金繰りはすでに苦しかったようですが、そんな事をいちいち恥ずかしがらずに、一言でもいいから「資金繰りが苦しいけど、どうしたらよいのかわからない」と相談してくれたら、色々と親身になって、助けてあげる事ができたのに、完全に行き詰ってから相談されても、どうする事もできません。

 

なんで相談してくれなかったのか?

なぜ、1年半以上一緒に住んでいたのに、一言も相談してくれなかったのか、疑問に思っていたので本人に聞いてみたところ、このような答えが返ってきました。

『借金が多い事を、娘の旦那に(私の事です)知られたくなかった』 と。簡単に言ってしまえば見栄やプライドが邪魔をして、誰にも打ち明けることなく、一人ですべて抱え込んでしまっていたという事です。

まあ、・・・よくある話ですね。

でも、はっきり言って、これはおかしな言い訳です。

会社に借入金があるのは当たり前のことです。企業が成長・存続するためには、借入れは必要不可欠です。あたりまえの商慣習なのですから、なぜ、恥じる必要があるのでしょうか?

どんな会社でも借入れはあります。そんな事言ったら、大企業など借金だらけです。そもそも無借金の会社などめったにみかけません。

これを読んで下さっているあなたが、もし、このような思い込みを抱いていたら、すぐに捨て去ってください。立ち直るためには必要の無い考え方です。

 

誰に相談したらいいのか全く分からなかった

資金繰りに苦しんでいる事業主の方の多くは、誰に相談したらよいのか分からずに、一人で悩みを抱え込んでしまい、苦しんでいます。

例に漏れず、義父も同じでした。誰に相談したらよいのか分からず、顧問税理士に相談しても「頑張って売上を上げるほかありません」といったアドバイスしかされず(アドバイスと言えるようなものではないですよね・・・)、債務を圧縮したり、自宅を守るといったアドバイスは一切されませんでした。

過大な債務を抱え込み、「支払いが遅れたら自宅を競売にかけられる!」という焦りから、一生懸命個人で借金をして、せっせと金融機関に支払いを続けていました。

その事が発覚したのも、倒産が確実視されたときに始めて聞かされた話でした。

なぜ、こんな最悪の状態になるまで放置していたのか、聞き出したところ『誰に相談したらいいのか全く分からなかった』と力なく漏らしていました。

この言葉を聞いた時、私はとても悔しくて悲しくなりました。

家を守りたいのなら、私がこの家に移住してきた時にそのように相談してくれたら・・・そうしたら、家を守るのか、事業を守るのかといった選択を選ぶ事ができたのに・・・」

灯台下暗しと言ってしまえばそれまでの話ですが、一言でいいから「資金繰りが苦しいけど、なんとかする方法を知ってる人はいないかな~」と私の目の前で呟いていたら、ひょっとしたら、義父の未来は変わっていたのではないか?と思わざるを得ません。

あの倒産劇から1年近く経ちましたが、私は今でもそのように考え続けています。

正直、事業はどうにもならないような状況でしたが、(設備の老朽化、人手不足もさる事ながら、業界自体が衰退しているため)もっと早く、私がこの家に来た時に決算書を見せてくれたら、せめて自宅だけは守ってあげる事ができたのに・・・今となってはどうしようもありません。

義父と同じように、誰に相談したらよいのか分からないまま、資金繰りに苦しんでいる人がたくさんいるのではないか?過剰債務で苦しんでいる人を一人でも多く助けたい!!義父の会社の倒産後、日増しにそのような思いが強くなり、事業再生コンサルタントとしてやっていく事を決意したのです。

 

事業再生とは

最近は、事業再生という言葉もかなり浸透してきていますから、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、初めて聞いた方のために、簡単に説明させていただきますね。
事業再生とは、資金繰りに苦しんでいる企業や債務超過に陥ってしまった企業様に対して、経営再建のための支援を行う事です。

お仕事の内容としては、基本的に金融機関の支払い減額から行います。支払い負担が軽くなれば、とりあえずの資金繰りは楽になりますから、まずはこのお仕事が一番多いです。そして経営改善計画書の作成、資金繰り表の作成のお手伝いもしております。

債務超過に陥ってしまった企業様に対しては、会社分割や事業譲渡などの手法を使って抜本的な改善を図る支援をいたします。このような手法を取るにあたっては、様々な専門家が必要になってきます。

弁護士、司法書士、税理士、会計士、不動産鑑定士、支援先企業の取る方法によって、まちまちですが、会社の組織再編の際は、各専門家の先生とチームを組んで、再生をしていきます。

組織再編後も、企業様の意向があれば、再生するまでお手伝いさせていただくことになります。簡単に言ってしまえば、倒産寸前の状態から、会社が復活するまでお手伝いをしていく仕事です。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている