借金のプレッシャーは金額には関係ない件。

ご相談を受けていると、「ウチよりも凄いケースとかありますか?」と、よく聞かれたりします。

けっこう、「ウチは最悪だと思ってました。」とか、めちゃくちゃ悲観的になって相談に来られる方がいらっしゃるのですが、たいていの場合で、最悪というような状態ではなく、解決策が残された状態でのご相談がほとんどです。

 

で、冒頭でお伝えした「ウチよりも凄いケースとかありますか?」と聞かれたら、安心してもらうために、

「同業の方で、○億円の負債を抱えていますが、普通に今でも事業を継続してますから、○○さんはまだまだ大丈夫ですよ。」
と言うと、安心するみたいです。

 

まあ、これぐらいの事で安心してくれるのであれば、お安い御用なのですが、この質問を受けるたびに、ちょっとした違和感を覚える事があります。

 

借金のプレッシャーは金額には関係ない

例えば、数百万円の借入金があったとします。

 

順調に返済していれば問題ありませんが、ちょっとした問題が発生し、借入金の返済が困難になったとします。

複数の収入源を確保していれば、返済に困るような事は無いと思いますが、たいていの場合、単一の事業に集中して取り組んでいると思いますので、資金繰りが悪化したら、返せなくなると思います。

 

数百万円の借金

 

金額的に、事業を立て直せばなんとかなる金額だと思いますが、資金繰りが悪化してきたら、この数百万円の借入金が精神的に重くのしかかってくると思います。

たとえ、なんとかなりそうな金額であっても、現状、返済するのに四苦八苦してしまうようであれば、経営者の方にとって、この数百万円は精神的に重くのしかかってくるハズです。

 

では、これが数百万円でなく、数億円であれば、どうなるでしょうか。

数億円の借入金があり、このままでは返済不可能となった場合、精神的なプレッシャーは借入金が数百万円の人と比較したら、その分増幅されるのでしょうか。

 

基本的にそのような事はあり得ません。

 

借金の金額の過多によって、返せなくなった時点で、数百万円の借金も、数億円の借金も精神的なプレッシャーは同じです。

例えば、5百万円の借金が返せない人と、5億円の借金が返せない人の精神的なプレッシャーはあまり変わらないです。

「今月返済ができない。まいったな。。」という気持ちに変わりありません。

 

借金が5億円だからといって、5百万円の借金を抱えた人の100倍苦しむという事はあり得ないのです。

 

借金のプレッシャーは単純に金額だけで推し量る事はできないのです。

気に入っていただけたらシェアお願いします。

メールマガジン

55件の相談事例を記載した冊子を無料でプレゼントします。

この相談事例は、2009年のブログ開設から、2014年11月までにブログのコメント欄に書き込まれた質問をまとめた冊子となります。

実際にいただいた相談事例や、解決事例が記載されていますので、興味のある方はメールマガジンをご登録下さい。

ご登録頂けるとすぐに読めます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている