リース料はリスケジュールできる?

突然ですが、あなたの会社ではリース物件を借りていますか?

もし借りているのであれば、今日のお話を読んでおいて下さい。きっとあなたの役に立つはずです。

「うちにはリースなんて一つもないよ。」という方は、あなたのお役に立てる情報はこのページにありませんから、今すぐ違うページに移動して下さいね。

 

さて、リース物件を借りている場合、当然、毎月リース料が発生いたします。

資金繰りが落ち着いている状態であれば何の問題もありませんが、一度資金繰り難に陥ってしまうと、リース料の支払いが滞ってしまう場合があります。

数日、支払いが遅れる程度であれば、何の問題もありませんが、一週間、二週間、一ヶ月と延滞してしまうと、やがてリース会社から催促の電話が頻繁にかかってくるようになります。

リース会社の催促は、消費者金融並みにマメに催促してきます。ハガキ+電話によるダブル催促で、けっこうしつこいです。

連日の催促の電話で、精神的に苦しくなってしまい、消費者金融からお金を借りてリース料を支払ってしまう人もなかにはいます。しかし、そのような事をしても、後々苦しくなるだけですから、やらない方が得策です。

 

リース料が滞ると、何かされるのですか?

リース料が滞ってしまうと、上記のように催促されるだけでなく、商品価値のあるリース物件を借りているような場合、リース物件を引き上げられてしまう事があります。 (車両などはさっさと持っていかれます、持っていきやすいですからね)

持っていかれても困らない物であれば、支払いをストップしても構いませんが、「持っていかれたら事業を継続する事ができない」というような場合、安易に支払いをストップするべきではありません。

ただ、商品価値が無いもの(型遅れのOA機器や工場の機械など)は処分するだけでお金がかかる場合がありますから、リース会社が「リース物件を引き上げますよ」と、軽くジャブを入れてきても、実際に引き揚げに来る事はほとんどありません。(設置されているような機械を取り外したりするのにもお金がかかります)

しかし、持っていかれたら営業ができなくなってしまうような物をリースで借りている時は、約定の半額や、3分の1の額でも、とにかく払えるだけ払ってしまい、それと同時平行で、粘り強く交渉するように心がけて下さい。

 

リース会社はリスケジュールに応じてくれるの?

リース料は、元金と利息に分かれていないため、なかなかリスケジュールに応じてくれません。しかし、短期的に支払いを猶予してくれる事がありますから、交渉次第で支払い負担を楽にする事ができます。

例えば、半年間は約定どおりの金額の半額~30%程度の支払いで押さえ、半年後に再度検討という形で、支払いを猶予してくれる事があります。

また、リース期間が5年の場合、支払いを10年に延ばしてほしいというようなリスケジュールは応諾してもらえないですが、7年~8年程度であれば応諾してくれる事があります。

ですから、ただ単に支払いをストップしてしまうのではなく、交渉しながら、「今はこれしか払えない」と交渉し、支払い負担を抑えるのが得策です。

 

リースの減額交渉の際に気をつけて欲しい点が1点あります。

交渉の際に、「資金繰りが苦しくて払えない」という説明だけでは不十分です。これは、銀行などのリスケジュール交渉と同じで、ただ、「苦しい」と言っても、相手は動いてくれません。

ですから、苦しくなってしまった理由をしっかりと説明し「今は苦しいが、資金繰りが改善するような取り組みを行っているので、しばらく猶予してほしい」と説明して下さい。

注意:
リース料残額が高額の場合、訴訟を起こされてしまう事があるので、安易に支払いを止めずに、小額でもいいので支払ってしまい、すぐにリース会社に連絡して下さい。

さて、余談ですが、下記ページでリース物件を延滞すると送られてくる、支払い督促状を公開しております。どんな内容の書類が届くのか、気になる方はご覧になって下さい。

リース物件(未払い督促状)

2013.05.31

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている