リスケジュール中の新規融資を可能にした「条件変更改善型借換え保証」

リスケ中の企業に対し、真水の追加や借入の一本化を可能にした「条件変更改善型借換え保証」の取り扱いが今日から始まりました。

中小企業庁のサイトに出てますが、信用保証協会による資金繰り支援、「条件変更改善型借換保証」が2月22日付で周知され、3月1日から運用開始となりました。

参考リンク 中小企業庁サイト

 

この保証制度が記載されている配布資料を見ると、返済期間が長く(15年以内)、据え置き期間が1年あります。

また、信用保証料が0.45~1.90%と、一般保証(普通保証)と同じ利率なので、借入条件は良いと思います。

リスケ中という、金融機関からしたらリスクの高い融資に一般の利率を適用させるのは、融資先企業に協力的であると言えます。

 

ただ、この保証制度を利用するには3つ条件があり、これをクリアしなければ保証を受ける事ができません。

どのような条件かと言いますと、①状況説明(現況報告、窮境に陥った原因等)②金融機関・認定支援機関の支援を受けながら事業計画策定③策定された事業計画の実行と進捗状況の報告、以上の3点です。

①に関してはリスケの際に行っているので、大丈夫だと思いますが、問題は②の事業計画策定ですね。

一般的な再生計画として、15年以内の返済が一つのメルクマークとなる事が殆どです。(経営改善サポート保証(事業再生計画実施関連保証)も返済期間が15年以内ですしね。)

ですから、リスケ中の債務を15年で弁済できるような計画を策定しなければならないのでは?と思います。

今日から運用開始なので、今後、どのように現場で運用されるのか分かりませんが、積極的に取り組んでもらえるよう期待したいですね。

気に入っていただけたらシェアお願いします。

メールマガジン

55件の相談事例を記載した冊子を無料でプレゼントします。

この相談事例は、2009年のブログ開設から、2014年11月までにブログのコメント欄に書き込まれた質問をまとめた冊子となります。

実際にいただいた相談事例や、解決事例が記載されていますので、興味のある方はメールマガジンをご登録下さい。

ご登録頂けるとすぐに読めます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。
平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている