住宅建設(ハウスメーカー)や、リフォーム等に関するファイナンス

今回は、建築関係の事業をされている方向けの内容になるので、それ以外の方はあまり役に立たないかもしれません。

 

住宅建設業者向けの資金調達

着工数の落ち込みにより、資金繰りが厳しくなり、資金調達できずに、倒産してしまうハウスメーカーがあります。資金調達が不可能になると、受注を受ける事ができないのが実情です。

このようなケースで利用を勧めるのが、住宅完成保証(ハートシステム)です。

 

住宅感性保証はハウス・デポ・ジャパンが運営するシステムで、施主に代わり、建築資金の入出金を管理することで住まいの完成を保証する仕組みです。公的・銀行融資での資金調達をしている時と比べたら、利益率は落ちますが、事業を続ける事はできます。

※私の知り合いでもこの保証を使っているハウスメーカーさんが何名かいらっしゃいます。

この保証を使えば、施主であるお客様に迷惑を掛けるような事がありませんので、受注を受けてもこれなら大丈夫です。

こういった保証を使いつつ、社内の体制を整え、再び公的・銀行融資を狙うという事も考えられます。

事業を継続し、着工数も回復すれば、返済の目途も立ちますし、それにより、新たな資金調達の目途も立ってきます。また、着工数が回復さえすれば、違う方法での資金調達の道も開ける可能性が出てきますから、こういったシステムを活用するのも一つの選択肢だと思います。

 

工事代金立替払いシステム

先日お話しした「仕入資金立て替え払いシステム」に似ているのですが、それの、リフォームなどの建築バージョンと思っていただければ分かりやすいかと思います。

参考リンク

このファイナンスの特徴は、工事業者様はリース会社から一括払いで資金を決済してもらう事が可能となり、利用者(施主)はどんな工事でも施工代金を分割して後払いにする事が可能となります。

工事業者様のみならず、利用者側である企業にとっても非常に優れたファイナンスです。

リース会社などに断られた企業や与信が高くない企業でも利用する事ができ、利用額は与信次第と言わざるを得ませんが、限度額は1千万円以下の工事が中心となっています。

審査は比較的早く、基本的に3~4日で結果が分かります。

また、分割払いについては、原則1年~10年まで可能となっています。通常、3年程度と考えていれば良いかと思います。

 

リース会社の工事代金割賦サービスに似ていると思いますが、リース会社は利用者(施主)の与信審査が厳しく、信用力が落ちていると、審査で弾かれる可能性があります。

しかし、第三者機関が信用補完する事により、与信が高くない企業でも利用する事ができるという仕組みとなっています。

リスケジュールして資金調達が厳しい場合、こういったファイナンスを活用するのも一つの方法かと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている