銀行、カードローン抑制 多重債務問題に対応【日経新聞】

銀行カードローンの審査の厳格化、上限額の大幅な引き下げにより、個人名義による借入が厳しくなりそうです。


銀行、カードローン抑制 多重債務問題に対応

簡単な審査で数百万円に上るお金を借りられるカードローンを巡り、大手銀行や地方銀行が融資の抑制に乗り出す。

国会や法曹界で多重債務問題を助長しているとの批判が強まっているため。

上限額を下げたうえで利用者の正確な年収を把握し、過剰な融資を防ぐ。

参考リンク 2017/4/30 日本経済新聞[電子版]


銀行カードローンは、取引行から利用を進められたりする事もあり、利用している経営者様は結構いると思います。金利も1.8~15%と、クレジットカードのキャッシングや消費者金融と比較するとリーズナブルにもかかわらず、審査が早いので使い勝手はかなり良いです。

また、銀行カードローンは総量規制の対象外だったので年収の3分の1までの借入という縛りがありませんでした。そのため、年収の半分以上、若しくはそれ以上に利用枠を持っている経営者様も少なくありません。

利用枠も比較的早い段階で300~500万ぐらい増えるため、イザという時のために持っておいた方が良いカードで真っ先に候補が上がるカードでした。

そんな、非常に使い勝手の良い銀行カードローンですが、今年の3月から状況が一変してしまいました。

 

全国銀行協会はカードローン審査の厳格化に向けた申し合わせを公表

今年の3月、全国銀行協会はカードローン審査の厳格化に向けた申し合わせを公表しました。

その結果、三井住友銀行は4月から年収証明書の提出を求める融資額の基準を「300万円超」から6分の1の「50万円超」に引き下げました。三菱東京UFJ銀行も近く「200万円超」から「50万円超」に下げるようです。

みずほ銀行は融資の上限額を利用者の年収の2分の1から3分の1に引き下げ、年収証明が必要な融資額も「200万円超」から下げるとの事です。

現在すでにカードを持っている方は今のところ変化は無いと思いますが、(近い将来、収入証明提出のお願いが来ると思いますが…。)これから申し込みを検討している方にとっては、なかなか厳しいと思います。

今のところ、メガバンクが率先して審査の厳格化を進めていますが、地方銀行も追随して審査が厳しくなるのは時間の問題だと思います。

何にしても、いざというときの切り札である個人借入枠が尻すぼみとなってしまうのは厳しいものがありますね…。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている