倒産するのは難しい。

さて、このブログは、「あなたの会社再生の一助になれば」という願いをこめながら書いています。

ですから、事業再生に役立つ財務諸表の見方や、会社の債務について、経営者としてはこれから色々と知っておかなければならない事をお話していく予定です。

ただ、その前に、今のうちにあなたに伝えておきたい事があります。これは事業を立て直す上で、とても大切な考え方だと思います。

他の専門家の方がどのように捕らえるか分かりませんが、私はこのように考えております。

しっかりと覚えておいて下さいね。

それは・・・・

「あなたが事業を止めない限り倒産はしない」という事です。

ちょっと分かりにくいですか?では、もう少し分かりやすく言いますね。

要するに「あきらめなければ倒産しない」という事です。

 

ただ、勘違いしないでくださいね。これを言うと「ただ、励まそうとしているのだろ?」思う方がいらっしゃいますが、そうではありません。これは紛れも無い事実です。

今から、その事を裏付ける出来事をお話していきます。

相談者の方の事をお話しする事はできませんから、私の家の例を出してご説明しますね。

 

倒産するのが難しい、その理由とは

最初に、多くの方が思い込んでいると思われる手形不渡りによる倒産ですが・・・はじめに言っておきます。

手形不渡りを出しても倒産しません。

「2回不渡りを出したら倒産」と思い込んでいる方がたくさんいらっしゃいますが、2回不渡りを出しても 続けようと思えば続けられます。(かなりキツイですけど)

実際に私の義父は2回不渡りを出したという過去を持っていますが、6年近く会社を続けていました。(先日、聞かされました)

そもそも、手形が不渡りになっても、法律上は倒産ではありませんから、続けたければ続ければいいのです。(めちゃくちゃ気が弱い義父でも事業を続けてました)

 

また、仕入先にお金を払えなくなっても、交渉次第でなんとかなりますから、交渉すればよいのです。もし、仕入れ価格の上昇など、こちらの不利な条件を提示されてしまったら、業者を変えれば済むことです。

金融機関への返済が滞り、担保処分の要請が来ても「必要の無い不動産を処分してもらうように交渉」して会社に必要な不動産を守ることもできます。(不必要な不動産を持っていなくても、交渉次第でなんとかなります駄目なら駄目で方法はあります)

このように、あなたが事業を続けようと思えば、続ける事は可能なのです。

 

ただ、ここまでの状況に陥ってしまうと、厳しい取立てが来るかもしれませんが、取立てが気にならない人であればいくらでも続ける事が可能です。(唯一、義父はこの部分が駄目だった・・・・)

また、「同業に知られたら続けられない」などと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。それはあなたの思い込みに過ぎません。

実際に、そのような会社は意外とたくさん存在します。

 

それに私の義父も「同業者からはゾンビ会社と呼ばれている」等と笑いながら、ちゃっかり新聞やラジオ、テレビの取材などを受け、メディアに出ていました。もちろんメディアに出る時は満面な笑顔です。年商の4倍近くの債務超過に陥ってしまった経営者とは思えません(笑)

とても気が弱い義父ですら、このように会社を続けてきたのですから、あなたも続けようと思えば続ける事ができます。

 

どうでしょう?倒産なんて、簡単にはしないものだと言う事がお分かりいただけましたか?

あなたも「この会社は絶対に潰さない」という気持ちがあれば、会社は潰れないのです。

もし、どうしても潰したくないという事であれば、続けてしまって下さい。大丈夫ですから。資金繰りさえまわってしまえば、いくらでも続けられますからね。

 

少しは気が楽になりましたか?

倒産するかしなかで悩んでいるのであれば、悩むのは止めてしまい、ゆっくりと休養をとって下さい。会社を守る方法などたくさんありますし、あなたが続けたいと思えば会社は続けられるのですから。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている