諦めるのは簡単、でも、その先に待っているものは

「社長、あと2ヶ月踏ん張れば乗り切れますよ!今週だけでも、再考してはいかがですか?」

 

「いや~、ここ数日、っていうか数ヶ月ですね。資金繰りの事ばかりで疲れちゃいました。別会社もあるし、取引先を移転して後は開き直っちゃいます。」

とまあ、今日のお昼頃に、クライアントと電話でこんなやりとりをしました。

来月決済の手形ジャンプを取引先に伝えたら、「手形の差し替えなら良いが、ジャンプは勘弁してくれ。」と言われたらしく、完全に諦めムードになってしまいました。

 

今月の中ごろから、来月の手形はジャンプしないとマズイとの事で、取引先にそれとなく伝えていたみたいなのですが、今日、ハッキリと差替えだけで勘弁してくれ、と言われてしまったみたいです。

で、取引先との交渉の流れを聞いたのですが、なんと、担当者に全て電話だけでやり取りしていたとの事。

「いくら取引先と仲が良いとはいえ、電話で、しかも空手でのお願いは良くないですよ。きちんと資料を用意して、相手にお願いに行った方が良いです。なんなら、経理担当として、一緒に行きますよ」

 

基本的に経営者の方が交渉したほうが良いので、あまり一緒に行くような事はしないのですが、社長がかなり弱気になってきたので、一緒に行った方が良いと思い、そう伝えました。

でも、本人が諦めてしまったので、もうどうしようもありません。

 

このまま諦めてしまうには、あまりに早すぎる決断です。社員さんが50名近くいるので、社員さんの今後が心配です。

 

踏ん張れば見えてくる未来がある。

でも、諦めてしまえば待っているのは。。。

事業再生はホントに難しいです

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている