「複雑なんです」というケースはほとんど複雑ではない件

よくあるケースなのですが、「ウチは複雑なんです」とか「複雑な相談なのですが、よろしいでしょうか」といって、ご相談依頼を頂く事があります。

複雑な相談と感じたことは一度も無い

こういった記載がある時は「恐らくこんな感じなんだろうな」と予想がつきますし、たいていの場合、複雑な事などありません。正直な話、「これは複雑だ」と感じた事はただの一度もありません。

もちろん、当事者の方からしたら色々な問題が絡み合い、複雑に思えるのでしょうが、客観的に話を聞いていて、複雑だった試しが一度も無いです。

一応、その場では「ちょっと複雑ですね。」と同調する事はありますが、持ち帰ってまで考えた事は無いです。数十分のうちに問題は整理できます。これは何も私だからできるとかそういった事ではなく、本当に誰でもできるのです。

 

紙に書き出せば問題点は整理できる

「複雑な問題を抱えて頭が痛い」となった時は、まずは紙に書き出してみる事が一番重要です。

  • 悩んでいること、
  • 思いついたこと、

全て、徹底的に書き出してみましょう。

ここで、「書き出してみたらあまりに項目が多すぎて、余計不安になってきた」という方もいらっしゃいますが、くよくよしても始まらないので、きっとなんとかなる!と空元気でもなんでも良いので、気にせずにどんどん書き出して下さい。

簡単に取り組めるところから手をつける

全て書き出しましたら、書き出した項目に対して、簡単に取り組めそうなものから最初に手をつけて下さい。これだったらスグに対処できそうだというところから手をつけるのです。

手をつけて、問題が解決されたらいったんその項目は消してしまいます。塗りつぶしても良いですし、斜線を引いても良いです。とにかくこれで一つ問題がクリアされました。

問題を一つずつ片づけていくだけ

後はこの作業を繰り返すだけで、多かった問題がどんどん数が減っていき、問題が整理されます。そして、この書き出した紙を一晩寝かします。

翌日、この紙を観察すると殆どの場合で「別に複雑でもなんでもないな」と気づくのです。この時点で、焦りの大部分が消えている事に気づくと思います。

 

俯瞰して見る事により焦りが消える

前日まで「問題が複雑だ」と、心理的に焦っていた気持ちが、書き出した紙を見下ろしているうちに、不思議と消えていることに気づくと思います。

ここで冷静になった後、残った問題を1つ1つ対処していき、「ここは人に聞かないと解決策が見えてこない」という部分だけを残しておき、それ以外のものは淡々と片付けていけば、当初複雑だと思っていたものが、「自分自身で複雑にしていただけだったのかも」と気づくのです。

焦りが消えると自然と問題は整理されていく

こうした作業を行えば、解決に時間がかかる物や対処法が分らなくて調べるのに時間がかかりそうな問題だけが残りますので、後はこの対処方法をゆっくり考えれば良いだけです。

こうなったら問題の8割は解決されたも同然です。後は、焦らずじっくりと取り組んでいけばよいのです。

とにかく焦りは禁物です。焦って良い事は一つもありません。気持ちが焦ってしまうと、不思議と時間に追われがちです。時間に終われるような感覚を持つと、また、焦る気持ちが戻ってきてしまうので、焦らずどっしりと構えた方が良いのです。

 

まとめ《複雑に絡み合った糸も冷静に対処すれば解きほぐせる》

仮に、何か問題が起こったとしても、命まで取られるような事は無いですし、話し合いで解決できる場合が殆どです。

解決できない問題など、そう有る事では無いのですから、焦って自分を精神的に追い込まず、一つずつ冷静に対処して、複雑に絡み合った糸を解きほぐしていけば良いと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている