経営危機の前から様々な専門家の意見を聞いておけば事業と資産の保全確率は上がる

毎月、定期的にメルマガ配信システムのメール到達状況をチェックするのですが、いつも、10~20件ぐらい届かないメールアドレスが出てきます。フリーアドレスとかは仕方ないとして、企業ドメインのメールアドレスが届かない事があるのです。

配信システム側の問題もあるのですが、今まで届いたアドレスが、突然「不明なホスト」と判別されてしまう事があります。この「不明なホスト」というのは、ドメイン名が不明なホスト、若しくは存在しないドメイン名の場合のエラーです。

ドメインの期限切れという事も考えられなくはないのですが、営業を続けていれば、期限切れを放置するという事はまず考えられないので、止むを得ない事情があり、事業継続を断念したと考えるのが妥当です。

 

私はいつも、この届かないアドレスを見ながら、

  • 専門家に相談したのかな?
  • 何が原因で廃業したのか?
  • 事前に何か策があったのでは?
  • きちんと手元資金を残したのかな?

という事をぼんやりと考えてしまうのです。

登録して下さっている方の15%ぐらいは直接会ったり、スカイプ、電話、メール等ででやり取りしている方ですが、それ以外の方は、会った事がありません。一度は「相談したい」と連絡があって、そのままバックレてしまった方もこのメールアドレスに含まれているのですが、その方々がどのように会社を廃業したのか、すごく気になってしまうのです。

 

生半可な知識で突っ走ってもロクな結果にならない。

自力でなんとかしようとして、悪循環にハマってしまい、最悪の形で廃業する方は少なくありません。

その時は、「傷口を広げないうちの廃業だから、最良の判断」と思うでしょうが、1年~2年ぐらい経った頃になると「あの時はあのように判断したけど、せめて、1~2ヶ月前だったら、もうちょっと違う形で幕を下ろせた可能性が。」と後悔している方は、少なくありません。

このような方と、たまにお会いする事がありますが、「瀬間さんみたいな方に、あと1~2年早く会ってれば」と、言って下さることがありますが、仮に会っていたとしても、恐らくあまり変わらないと思うのです。

というのも、自力でズルズル来てしまう方というのは、決断・行動を起こしませんから、仮に、この当時に私と会ったところで、言われる言葉というのは「困った事が出てきたら連絡させて下さい」というお決まりの社交辞令で、何かがあってもまず連絡など来ません。

仮に、何かあってから来られても、選択肢は非常に少なくなってからのご相談が多く、「この方法で延命を図るほか無いですよ」と回答するのが関の山です。

もし、あなたが自力で何とかしようと考えているのであれば、それはそれで良い事だと思いますが、専門家の力を借りて、早期に決断・行動を起こす事を 常に考えておいた方が良いでしょう。

苦労するのが大好きという事でしたら、それ以上いう事はありませんが、継続、若しくは再起を早めたいという方は問題の先送りをせずに、早い段階で専門家の意見を聞く事をお勧めします。

 

ご相談がきっかけで、一緒にビジネスをしている経営者の方がいます。

この方は1年半前に危機を予測して相談に来られました。今現在、事業は大幅に縮小しましたが、好きな事をしながら、毎月、2百万前後の報酬をきちんと確保してます。

このほかにも、先月と先日お会いした経営者の方は、いち早く危機を予測して、早い段階で専門家に相談し、会社は無くなったものの、数千万、億単位のキャッシュを守りました。来年の頭に、手持ちのキャッシュを元手に、新しい会社を作る動きをしています。

代表にはなれませんが、別の形で報酬が入る仕組みを構築しています。これらも、専門家の意見をいち早く取り入れ、決断・行動を起こした結果です。

専門家に連絡したり、長年付き合いのある会計事務所以外に財務内容を知られる事に少なからず抵抗があるかもしれませんが、そこで動きが止まってしまったら、今後の未来が大きく変わりますから、事業と資産を守るためにも、いろんな専門家に意見を聞いておいた方が良いでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている