「最終通告」「催告書」などといった物々しい通知が届いた時は、動揺せずに冷静に!

資金繰りが厳しくなり、金融機関や取引先の支払いをストップするようになると、様々な通知が会社に届く事になります。

この通知とは、葉書やFAXで「最終通告」等といった見出しが記載されたものだったり、封書で「内容証明」、「期限の利益喪失通知」、「催告書」、「口頭弁論調書」などと記載されたものが届いたりと、まあ、いろんな通知が届きます。

こうした通知に対する免疫が無いとものすごく動揺してしまい、仕事に対する集中力が低下したり、その日のご飯が喉を通らなかったり、いつもより寝つきが悪かったりと、精神的なストレスを感じる事だと思います。

でも、こうした通知が届いても冷静に静観し、驚かないで下さい。

文面は物々しくても、基本的に大した問題は起こらない

こうした通知は基本的に物々しい文面が記載されていますから、支払いをしないと何か大きな問題に発展しそうな予感を感じるかもしれませんが、基本的に、大した問題は起こりませんので、冷静に落ち着いて静観して下さい。

そもそも、支払いができないからこうした通知が届くわけですから、届いたからといって、あたふたしたところで、無い袖は振れない訳です。

という事は、あたふたしてもしなくても、払えないという結果は一緒なのですから、それでしたら、静観した方が良いですよね。という事になります。

 

金融機関の担当者が予め教えてくれるケースが多いです。

ちなみに、こうした通知は突然届くケースもありますが、事前に教えてくれるケースもあります。

例えば、銀行の場合、担当者さんに「この先の流れはどうなりますか?」と聞くと、「期限の利益を喪失したのでこのような文面の書類が届きますけど驚かないで下さいね」等と、前もって教えてくれる方もいます。担当者さんに対して余程気分を害すような事をしていなければ普通に教えてくれます。

リースやノンバンクの場合、若干対応が異なる

最初の段階でオペレーターが対応する事になると思いますが、オペレーターは基本的にマニュアル通りの対応しかしませんから、脅すような事しか言ってきません。

でも、担当部署に代わると、担当者によっては、今後の流れを教えてくれるケースが多いです。

そのうち慣れますから気にしない方が良いです。

「最初のうちは不安に思うでしょうが、そのうち慣れますよ」

ご相談でお会いした方には、私は一貫してそのように伝えています。ほとんどの場合で3通目ぐらいには慣れますからね。

たまに、3通目ぐらいでは慣れない方もいますが、半年、1年と、こんな通知を何度も受け取るようになると、いい加減慣れるものです。最初の方では動揺していた方も、通知が届いて生活が激変しないという事が身をもって分かってしまうと、安心しますからね。

例えば、こんなケースがありました。

「最終通告」という封書を受け取った経営者の方がいましたが、最初のうちは、「本当に大丈夫なんですか?」と動揺しまくっていましたが、3回目ぐらいになると「瀬間さん、最終通告がまた来ましたよ。これで3通目です。いったい何時が最後なんですかね(笑)」と、笑って受け流せるようになりました。

慣れる前は動揺するでしょうが、なれてしまえばどうという事はありません。こうした例から分かる通り、債権者からの物々しい通知がきても、まずは驚かない事です。

 

どうしても不安が拭えない時は、第三者に相談した方が良いです。

一人で抱え込んでも精神衛生上好ましくありませんから、こうした書類が届いて、どのように対応したら良いか分からない場合は、弁護士の方に相談してみて下さい。

身近な弁護士がいないという事であれば、顧問税理士や、友人・知人に相談してみるのも一つの手です。もちろん、私のようなコンサルタントに相談されるのもよいかと思います。

一番よくないのが、一人で抱え込んで勝手に悪い方向に考え、そして、そのストレスで身近な人に当り散らす事です。

実際、こういう方は少なくありませんので(奥さんに当たる方を良く見かけます)、当り散らす前に第三者に相談して、まずは落ち着いて冷静に静観した方が良いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている