負債が多いと、破産しなければならないのか?専門家も知らない負債にまつわる話

仕事柄、士業の先生方とお会いする機会が多いので、時間に余裕がある時に情報交換をする事があります。直接会って話をすると、ネットには出てこない、新鮮で面白い話を聞くことができるので、先生方との情報交換は非常に重要だと思っています。

 

情報交換をしていると、先生方のクライアント様の話になる事が多いのですが、その際に、先生方から、こんな話をされます。

お客様から、

  • 負債が多くて潰れるかもしれない
  • 負債が多くてこの先どうしたらよいか分からない
  • 設備投資をしたら、思うように受注が取れず、返済に窮するようになってしまった。もしかしたら、潰れるかもしれない。

と相談される事があります。

なんとかしてあげたいと思っているのですが、実際どうしたらよいか、何とも言えないです。やはり、最後は破産しかないんですかね・・。

まあ、相談の趣旨を簡単に言うと、「借金が多くて潰れそうだ。」という事なのですが、この話を聞く度、私はいつも違和感を覚えます。

 

というのも、私は借金が原因で会社が潰れるという事はあり得ないと思っていますから、この手の話を聞くたびに、「借金が原因で会社は潰れないですよ」と説明してます。

このセリフを言った後、たいていの場合、「えっ、ホントですか?」と不思議そうな顔をされたりすることが多いですが、理論的に説明すると、先生方は納得してくれます。中には「目から鱗だ」とおっしゃってくれる方もいます。

 

専門分野が違うと、分からない事が多々ある。

私が何が言いたいのかというと、専門分野が違うと、期待している回答が出てくることは、確率的に非常に薄いという事です。

前述のケースから分かる通り、負債が多いと潰れると考えている専門家の方も少なくありません。

もちろん、ある程度の知識を持っている方もいますが、(第二会社、リスケジュールなど)「最終的には破産しないといけないですよね。」という事を言われます。

 

基本的に、負債が多いからといって、破産しなければいけない事なんてありません。破産は強制ではなく、当事者の意思によって任意でするものです。(債権者から申し立てる債権者破産もありますが)ですから、したくなければしなくても良いですし、したければ破産をすれば良いだけの事なのです。

未だに、負債が多い、若しくは一生かかっても返せない負債を背負っている、支払いができなくなった時点で「破産ですよね」という事を言われたりするので、負債に対する間違った情報が蔓延しているんだな・・。と感じます。

間違った認識を持たないためにも、いろんな方の意見を参考にした方が、間違った選択をしないで済むと思います。

資金繰りが厳しい時は、意思決定を間違うと、えらい目にあいますからね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている