奨学金の返済に困っていても、大丈夫。話し合いでどうにでもなるから。

2月10日の「西日本新聞」の記事なんですけど、メールで書こうと思い、ブックマークに入れておいたら、2週間近く日が経ってしまいました。

今年に入ってから、時間に追われているような気がします。


奨学金返せず自己破産、小倉北区の40歳フリーター月収14万円「283万円払えない」

高校、大学時代に借りた奨学金を返還できないとして、北九州市小倉北区のフリーターの男性(40)が福岡地裁小倉支部で自己破産の手続き開始決定を受けたことが分かった。

男性には延滞金を含めて約283万円の返還義務があるが、「奨学金のために消費者金融などで借金しても返せない。そもそも多額の金を貸してくれない」と説明。

引用元 西日本新聞 電子版 2015/02/10


私は奨学金の返済に困っているという当事者から、直接相談を受けたことは無いですが、年頃のお子さんがいらっしゃるご相談者様から、

「ウチの息子が(娘が)どうやら奨学金の返済に困っているみたいなんですが、どうしたら良いのでしょうか。」という相談を受ける事が少なくありません。

なので、この手の記事にはつい、目が行ってしまうのですが、「奨学金返せず自己破産」という文言を見ると、やはり、違和感を覚えてしまいます。

 

借りた金の返済方法なんて、話し合いでどうにでもなる。

ご相談者様や、このメールでも私は一貫して言い続けてるのですが、借りた金の返済方法って、話し合いでどうにでもなるんですよね。

ですから、払えないのであれば、「再度猶予して欲しい。」って交渉すれば、それで済んじゃいます。

返済額だって、毎月1万円が厳しければ、数千円でも別に大丈夫なんですよね。

そりゃ、相談に行ったときには「それはできません」って、マニュアル通りの対応を何回かされると思いますが、そこで頑張る必要なんて全く無く、淡々と「今はこれしか払えません」って、正直に言えばいいんですよね。

無い袖はどうあっても振る事などできないのですから。

交渉が決裂し、督促状がバンバン届いたとしても大丈夫です。ただの督促ですから、必要以上に恐れる必要はありません。

こうなったとしても、とりあえずしばらくの間は放置して、その間に仕事を頑張ってみたり、生活再建を頑張ったりして、そこそこお金に余裕が出て来たら、その時に返せるだけ返していけば良いのです。

 

そもそも、破産するにも金が要る

「生活費は2万円ほど。貯金はなく、返還のめども立たないことから、自己破産の申請に踏み切った。」と、記事にありますが、率直に、「よくこの状況で、破産費用が捻出できたな。」と感じました。

ご自身で破産申し立てするのであれば、そこまで費用がかかる事は無いですが、たいていの場合、弁護士に依頼して、手続きを進める事になります。

その時点で数十万円の費用がかかる訳ですから、どうやってその金を作ったのか?というところが不思議なところです。

そんな金があるのでしたら、返済に回した方が良かったのでは?と、個人的には思ってしまいます。

 

いずれにしましても、奨学金が返せないぐらいで破産を考える必要は無いと思いますので、もし、お子さんや身近な人が奨学金の返済に困っていたら、「そんなの、交渉すれば大丈夫だよ。2~3回断られるかもしれないけどね。」とでもアドバイスしてあげて下さいね。

借りた金の返済方法なんて、話し合いでどうにでもなるんですから。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている