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家族に見捨てられてはいませんか? PDF 印刷 Eメール
2009年 7月 29日(水曜日) 17:33

「今の経営状況は決して楽ではないが、いずれは息子・娘に会社を継いで欲しい」

そのように願っている事業主の方が多いのではないでしょうか?というより、実際多いと思います。以前、コンサルタント会社に勤めていた時や飲食店・小売店のコンサルの時も

ゆくゆくは我が子に・・・と考えている人がけっこう多かったです。

 

1から事業を立ち上げ、様々な苦難を乗り越えわが子のように育ててきたあなたの会社。 自分の代で終わらせる事なく、できれば「我が子に後を継いで欲しい」と考えるのは、 親であれば当然なのかもしれません。

私は子供がまだいませんが、きっと同じ気持ちになると思います。

が!!

 

そんなあなたの気持ちとは裏腹に、「継ぎたくない」「絶対ヤダ!!」「家を継がなきゃいけないなら、家を出て行く」と考える息子・娘さんがけっこう多いのです。

 

有名な経済誌等で「○△株式会社、父の後を継ぎ2代目となる・・・」などの事例が頻繁に掲載されていたりしますが、すんなりと家族の方が後をついでくれる事は、あまり多くはありません。

 

財務体質が磐石で、大企業のように安定している会社であれば、すんなり継いでくれる事は多いです。(そりゃ~そうですよね)

 

でも、赤字体質の資金繰りが苦しい会社であればどうでしょう?

 

年がら年中、資金繰りで頭を悩ませている会社を継げとなると、腰が引けてしまう場合が多いです。このような場合、息子・娘さんに後を継いでもらうのが凄く難しいです。

 

そもそも、周りがいくら説得しても本人が嫌がっているのですから、承継も何もありません。あなたは自分の子に会社を継いでもらおうと、仕事が忙しい中、セミナーなどで勉強して、様々な専門家に相談し、自分の子に経営を任して会社を再建してもらおうと考えても、社長の子は「一刻も早く倒産してくれ」なんて考えている場合が多いのです。

 

直接言われる分にはまだマシな方だと思います。

 

中には逃げるように家を出て行ってしまうケースもありますから、ほんと最悪です。

 

2ちゃんねるの「継ぎたくない」なんてスレッドは凄いですよ、「早く潰れてくれ」なんて書き込みだらけです。

うちの妻なんて、義父の会社が倒産した時、泣いて喜んでいましたからね。
「やりたくもない事を、一生やらされるところだった。もっと早く倒産して欲しかった」って・・・

 

なにもこれは私の家だけでなく、支援先からも実際に言われた事があります。

 

「話したい事があります」と社長の息子さんに呼び止められ、話を聞いてみると・・・
「瀬間さん、契約期間のお金は私が払いますから、コンサルタント契約は解除してください。もう、一刻も早く倒産して欲しいんです!!」って・・・・

 

会社分割という手法を使って、新しく作る会社を息子さんに代表になってもらうというスキーム(方法)を考えている、ですから、是非、新設会社の社長になって欲しいと息子さんに説明したら「やりたくないし、知人の会社で働く事になっている。だから、もう、事業なんて辞めてくれ。いい迷惑だ。」

 

なんて言われる始末・・・・

 

悲しいですよね。
あなたが必死になって守ってきた家族にこんな事言われたら。

 

あなたの会社は大丈夫ですか?

 

もし、売上が毎年下降の一途を辿り、営業赤字を垂れ流しているようであれば、 真剣に今後の人生を考えた方がよろしいのではないでしょうか?

 

それに中小企業は家族で経営している場合が多いです。経営が苦しい事を、家族に隠している方も少なくありません。もし、ピンチに立たされているのであれば、一度腹を割って、ご家族と真剣に話をされてはどうでしょうか?

なぜ、こんな話をするかといいますと、事業再生には家族の協力が欠かせないからです。

 

あなたがほんとに守りたいものは事業でしょうか?それとも家族でしょうか?

 

家族がバラバラになってまで、事業を守る必要があるのでしょうか?
ピンチに陥った時は、一人で抱え込まず、まずは、家族で真剣に話をされたほうがよろしいかと思います。

 

そして続けるべき事業なのか、傷が浅いうちに再生資金を蓄え早めに撤退して、新しい事業を始めるのか、真剣に考えるべきです。

 

儲からない事業から撤退して、新しいことを始めるのも事業再生であると私は思います。

Tags: 事業再生

 

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