一度も会った事が無い方に、金融機関・専門家を紹介して欲しいと言われても紹介しない3つの理由

メールや電話で「金融機関を紹介して欲しい」、「知り合いの専門家を紹介して欲しい」等と弊社にお問い合わせされる方がいます。年々その数は減少傾向にありますが、月に1回は必ずと言っていい程お問い合わせがあります。

仕事柄、そのようなお問い合わせを頂くのは仕方がない部分もありますが、基本的に、一度も会った事のない方に、金融機関や私の知り合いの専門家(士業の先生方・コンサルタント)を紹介する事は一切ありません。

もちろん、お客様からの求めがあればすぐに紹介しますが、一度も会った事のない方に紹介するような事はありません。

一度も会った事が無い方でも、紹介していた時期はありましたが…

事業再生という看板を掲げ始めた当初、メールや電話、ブログのコメント等でやり取りした方から「金融機関を紹介して欲しい」「〇〇県に知り合いの専門家がいたら紹介して欲しい」というご相談を頂くことが結構ありました。

一度も会った事が無い方々ではありましたが、お話の内容を聞く限りでは本当に困っている事が伺えたので、「少しでも力になりたい」という思いから、その当時はお願いされたら断らずに紹介していました。

知り合いを紹介する事によって問題が解決するのであれば、紹介依頼者(ご質問者様)、紹介者(私)、紹介先(知り合い)の関係者全員がハッピーになると思うのですが、そうした事になるのは稀で、誰かしら嫌な気持ちになるケースが殆どでした。

この時、会った事も無い人を紹介したところで、良い結果をもたらす可能性は限りなく低いと痛切しました。

 

一度も会った事がない方に紹介するのを止めた3つの理由

一度も会った事が無い人に、金融機関や知り合いの専門家(士業の先生方・コンサルタント)を紹介するのを止めた具体的な理由は3つあります。

  1. 情報の選別が難しく、先方に迷惑をかける確率が高い
  2. 情報が乏しいので、投げっぱなしの状況が生まれてしまいがち
  3. 紹介先の知り合いと、紹介者である私がモヤッとして終わるだけ

情報の選別が難しく、先方に迷惑をかける確率が高い

一度も会った事が無い方を紹介する場合、メールの内容や電話のヒアリングだけしか情報が無いので、それ以上の事は一切分かりません。相手の言う財務内容が本当なのかどうか分からないですし、金融機関との関係も事実なのかどうかも全く分かりません。

会社のメールアドレスを使って連絡してくる方からの情報であれば、信憑性はかなり高いと判断できますが、フリーアドレスでメールをしてくる方は、そもそも本名なのかどうかも疑わしいです。

電話で名前と連絡先しか言わない人もいました。まあ、そのような人はそもそも論外ですが…

このような状態で私の知り合いを紹介したところで上手くマッチングするはずがありません。

紹介された側は「ある程度の情報は把握しているのだろう」と考えている。

しかし、紹介された側(私の知り合い)はそのように考えてくれません。

私からの紹介という事で、知り合いは「紹介依頼者の内情はある程度把握しているだろう」「決算内容ぐらい確認しているだろう」と考える場合が殆どですから、最初からかなり前向きに話を聞いてくれます。

でも、紹介依頼者と紹介先が何度かやり取りした後、紹介先から「決算書を送付頂きましたが、そもそもの内容からしてウチでは対応できません」という連絡があったり、ひどい時には「やり取りしている間に連絡がつかなくなったのですが…」というケースもありました。

情報が乏しいので、投げっぱなしの状況が生まれてしまいがち

私が紹介依頼者の内情をある程度把握していれば、紹介先に対して「〇〇県で〇〇業を営んでいる会社さんで、こうした問題に直面しています。会社の概要は…」等ときちんと説明できるのですが、私が紹介依頼者の内情を殆ど把握していない場合、「後はお互い直接やり取りして」というように、投げっぱなしの状況が生まれてしまいがちになります。

もちろん、「投げっぱなしでも良いので紹介して下さい」と言って下さる知り合いも結構いますが、右から左へ紹介したところで、紹介先の方が徒労で終わってしまうケースが殆どでした。

紹介して一度でもマッチングすれば、紹介先も「そのうち決まりますから、遠慮しないでどんどん紹介して下さい」と言ってくれると思いますが、何度もダメになってしまえば、そのうち「面倒だな…」と思われるかもしれません。逆の立場で考えたら、私も「面倒だな…」と感じると思います。

それに、内容も知らないで紹介すると、紹介先から「質の悪いただのブローカー」という不名誉なレッテルを貼られてしまいかねません。

紹介先の知り合いと、紹介者である私がモヤッとして終わるだけ

事業再生の看板を掲げた当初、「支援を必要としている人に対して、問題解決できる知り合いを紹介する事により、結果として双方に感謝される。こんなに素晴らしい事は無い」と本気で考えていた時期もありました。

しかし、知り合いから「瀬間さんの紹介だから対応するが、ある程度選別はして欲しい…」という言葉を耳にする回数が増えるにつれ、「私自身会った事もない人を知り合いに紹介したところで上手くいく可能性は限りなく低い。私の考えは知り合いに迷惑をかけるだけだ」と思うようになりました。

この時点で、知り合いと私がすでにモヤッとした状況が生まれている訳です。

知り合いに「今回は申し訳なかった」とフォローしたところで、私がそのようなフォローをしている事など紹介依頼者は知る由もありません。

知り合いに支援をお願いして「NG回答」を出され、紹介依頼者に「今回は難しいようです…」と伝えると案外軽い回答が返ってきます。

ダメ元で私に質問してきたのか、何なのか分かりませんが、こちらが言い難いな…と思っていても、結構軽かったりしますので、そうした事が続くと私も人間なので嫌になります。

 

まとめ

会った事がある方を知り合いに紹介するのも難しかったりするなか、一度も会った事が無い人を知り合いに紹介するのは尚更難しいです。それに、何か問題が発生したらアフターケアは全て紹介者である私に全て降りかかってくるので、それも面倒です。

そのような面倒を抱えるぐらいなら、最初から紹介しなければ余計な手間も無くなりますので、一度も会った事が無い方には知り合いを紹介しないようにしているのです。

会った事がある方(有料相談を受けた方)、会員様、クライアント様から「知り合いを紹介して欲しい」と言われたらすぐに対応しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている