無料と有料の線引きをきちんと決めて、一度決めた線引きを守らないと後々有料と無料の線引きが難しくなる

独立すると色々決める事が多々ありますが、なかでも非常に重要なのが無料メニューと有料メニューの線引きです。

無料で提供するものと、有料で提供するものの線引きをきちんとしておかないと、無料での対応に忙殺されてしまい、有料の質が落ちてしまったり、後々自分の軸がぶれてしまいサービスに自信が持てなくなってしまいますので、無料と有料の線引きは非常に重要です。

無料メニューと有料メニューの線引き

私の場合は、無料と有料の線引きは下記の通りです。

  • 無料:ブログ・メールマガジンによる資金繰り・事業再生の情報提供
  • 有料:メール・電話・面談による個別相談、予備調査、顧問契約

ブログやメールマガジン、レポート等による無料の情報提供は、経営者様のお役に立てるような知識を提供し、私自身と私の専門分野を知って頂くという事を主目的にしています。

ただ、無料だからといって手を抜くような事はしてません。

実際、ブログやメールマガジンがきっかけで家や社屋を競売に掛けられずに済んだという方や、資金調達ができた、第二会社で復活した方、自殺を考えたほど悩んでいたけど踏みとどまった方などから、お礼のメール・手紙、お礼の品を頂いたこともあります。

一方、有料メニューは、電話やメールによる相談、面談相談、予備調査、顧問契約など、私が直接対応し、お客様の状況に合致したオーダーメードなサービスを提供するものについては全て有料と決めています。

 

一度決めた線引きを守らないと後々有料と無料の線引きが難しくなる

資金繰り・事業再生に関するコンサルティングサービスをはじめた当初、無料・有料の線引きをきちんと守っていなかったために、自分の軸がブレてしまった時期が2年近くありました(2009年~2011年頃)。

この頃、「自宅が競売になりそうで一家離散の危機です」「裁判所から通知が沢山届いて鬱になっている」「金融機関の借入を返済するため、あちこちから借りてしまい、どうしたら良いか分からない」等といった、本当に切羽詰まった方から沢山相談を頂きました。

お互い面識はありませんが、「藁にすがる思いで連絡させて頂いた」等というメールをいただき、内容を読むと本当に厳しい状況にあるという事がメールの文脈から見て取れるので、「なんとかしてあげたい」という一心で対応した事が何回かありました。

メールの多くは長文で現況が書かれている事が殆どなので、一つ一つの状況を整理し、対応策や今後の方向性をお伝えするのですが、その時の相手の対応は「本当に助かりました、また何かありましたら今度はきちんと面談を申込んで相談します」という返答が殆どでした。

ちなみに、この返答をしてきた方で面談を申し込んだ方は一人も存在しません。

一度でも無料で対応すると次回から請求し難くなる

また、一度でも無料で対応してしまうと、「前回無料だったし、これだけだと請求し難い」と考えてしまい、なし崩し的に次回も無料でやってしまうようになりがちです。

実際、無料で対応した方から何週間後か数ヶ月後に「これだけ教えて下さい」いうメールを頂いた際、本当はきちんと対価を請求したいけど、途中からだと請求し難いとなってしまい、無視する訳にもいかず、結局対応することになる場合が殆どでした。

このような状況になってしまうのであれば、最初から断った方が気が楽です。

 

聞くだけならタダと思い込んでいる方が少なからず存在する

「無料相談はやってない」とブログやウェブサイトに記載しても、「一つぐらいなら教えてくれるのではないか?」と連絡してくる方が今でもたまにあります。

メールや電話で連絡してきたり、私が関与している別の法人を経由して連絡してきたと、色々な方がいらっしゃいます。でも、連絡されても「ご相談の方は、申込みフォームがありますので、そちらから申し込んで下さい」と言って全て断っています。

また、最近は無くなりましたが、ブログのコメント経由やSNSのメッセージ経由でいきなり「回答お願いします」と質問を送られてくることもありました。でも、全て丁重にお断りさせて頂いています。

言ったもの勝ちになってしまうのは、対価を払って下さっているお客様に申し訳ない

頑なに無料相談を受けない理由は、手間ばかり増えてしまい、他の仕事に支障をきたすという事ももちろんあるのですが、一番の理由は「正規の料金を払っていただいている方に非常に申し訳ないから」です。

逆の立場で考えたら分かると思いますが、自分は対価を払ってサービスを受けているのに、一方ではタダで同じサービスを受ける事が出来るなら、正直に金を払っている人がまるでバカみたいになってしまいます。

正直者がバカを見るという状況を作らないためにも、言ったもん勝ちにならないよう常に気を付けています。

話をするだけで金を取るのか?と思い込んでいる方もいたりする

最近はないですが、以前は「話をするだけで金を取るのか」と聞かれる事がありました。

単純に話をするだけ、例えば雑談するだけで料金を請求するような事はありませんが、私が提供しているのは「ヒアリングによる現況調査、分析、提案」という、いわゆる専門サービスを提供しているので、雑談で料金を請求している訳ではありません。

それに、単純な雑談であれば、仕事の時間を割いて、知らない方と雑談する理由が私には全くありません。目の前の仕事に集中した方が有意義です。

 

まとめ

タダ働きをしてしまうと、後々請求が難しくなりますから、それを防ぐためにも無料の範囲はちゃんと決めておいた方がいいです。「初回は無料相談で次回から有料」といったルールがあれば良いと思いますが、なし崩し的に、「ずっと無料」とならないように気を付けたいものです

自分が決めた線引きを守らないと、自分の首を絞めることになる事はもちろん、既存のお客様から不公平感も出てしまい、お客様が離れていく可能性もありますから、自分で決めた無料と有料の線引きはきちんと守るようにしていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている