資金繰りが厳しい時こそやるべき事は?

「資金繰りが苦しい・・・・」
「何時になったら楽になるんだろう・・・・」

資金繰りが厳しい時は、頭の中が資金繰りのことでいっぱいいっぱいです。

仕事をしていても、あまり仕事に集中できず、休みの日にのんびりしようと思ってもんとなくソワソワしてしまい、体は休まっても気はまったく休まらずに、精神的に疲労してしまう・・・

月末が近づくにつれ、徐々に息苦しさを覚え「もし、支払いができなかったらどうしよう」などと考えたりしてしまう。資金繰りが厳しい時は、経営者としてほんとに苦しい場面だと思います
その気持ち、よく分かります。

「資金繰りが厳しい」と相談してくる経営者の方とお話していると、ホントに苦しんでいるのがよく分かります。

でも、資金繰りが厳しいと相談してくる方にはある共通点があります。

資金繰りが苦しい・・・と相談してくる方の共通点。いったい何だか分かりますか?ほとんどの場合、これに当てはまります。いったいなんでしょう?

それは・・・・・

資金繰り表を作っていない場合が多いという事です。

 

資金繰り表が無いと今後の資金繰り状況の予測が難しい

資金繰りが厳しいと相談してくる方のほとんどが、資金繰り表を作っていません。「なんだ・・・そんな単純な事か・・・」と思われましたか?そうです、そんな単純な事なんです。もっと複雑な事を想像していましたか?

しかし、この単純な事をやっていない方が意外にも多いのです。

例えば、「資金繰りが苦しいです、どうしたらいいですか?」という相談があったとします(実際、このような相談が多いです)。資金繰りが苦しいという気持ちは痛い程理解できるのですが、どのように苦しいのか、状況が全く分からない時があります。

相談を受ける時に、決算書や保有不動産状況の一覧、金融機関借入といった書類を拝見させていただいているのですが(強制ではありません)、これらの書類は比較的スムーズに出てきますが、資金繰り表が出て来る事はけっこう少ないです。

「資金繰り表を拝見してよろしいですか?」と聞くと、だいたいバツが悪そうに「いや・・・資金繰り表は作っていません」という答えが返ってくる事が多いのです。

まれにですが、資金繰り表を作ってある会社に遭遇する事もありますが、2ヶ月先程度の資金繰り予定であったりと、若干管理が甘めの会社が少なくありません。一緒に資金繰り表を作成してみると、実は借入れに頼らなくても資金繰りが回ったりする事もあります。資金繰り表が無ければ、どのように資金繰りをまわしていくのか、細かい状況がわからなくなってしまいます。

資金繰り表があれば将来の資金繰り状況を可視化できる

資金繰り表さえあれば、資金繰りの予測を見る事が分かりますから、将来の資金ショートを察知することができます。早めに危機を察知する事ができれば、前もって対処する事も可能です。

ご自身で資金繰り表を作成してみればわかると思いますが、きちんと作成し、管理・運用しておけば、資金繰り表を見ているうちに、今後どのように行動したらよいのか答えが出てくることが多いです(誰かに相談しなくてもです)。また、専門家に相談する時も、資金繰り表があると具体的なアドバイスをもらえます。

資金繰り表を作成するのは多少面倒だと思いますけど、一度作成してしまえば、後は更新するだけですから、1日15分もかかりません。後々嫌な思いをしないように、資金繰り表はきちんと作成しておきましょうね。

 

経営危機の脱出は資金繰り表から

今、私がお話した事は、あなたの身近な専門家に相談してみても、多分、同じ答えが返ってくると思います。面倒だと考える気持ちは理解できますが、資金繰りが厳しい時こそ、資金管理を徹底し、倒産しないように気をつけて下さいね。

そのためにも、是非、資金繰り表を作成してくださいね。

寝る前の1時間だけでもパソコンに向かえば作れると思います。ぜひ、作成して下さいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている