代位弁済したことが社外に知られる?【結論:不動産を担保に入れていなければバレない】

  • このまま金利を払い続けるのもしんどいから、代位弁済に持ち込もうか検討しているけど、取引先に知られたくないよ
  • 代位弁済したことが社外に知れ渡り、取引先からの与信が悪化したり、取引停止になったら困るよ。
  • そもそも、代位弁済の事実を調べる方法ってあるのかな?

この記事では、こういった疑問にお答えします。

代位弁済の事実は黙っていれば分からない

信用保証協会の保証付き融資(マル保)を代位弁済した事実は、当事者である経営者が誰にも言わなければ社外に漏れるような事はありません。ですので、代位弁済の事実が取引先に知られるような事は基本的にはありません。

信用調査会社にもバレない

代位弁済になった事実が以下のような信用調査会社に知られるような事もありません。

  • 帝国データバンク
  • 東京商工リサーチ(TSR)

東京商工リサーチのウェブサイトに「TSR速報」という倒産情報を掲載しているカテゴリがありますが、ここには破産申立てや手形不渡り情報が掲載されていますので、これを見た方から「代位弁済の事実が周知されてしまうのでは...」と心配される方がいますが、掲載されませんのでご安心下さい。

東京商工リサーチTSR速報:http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/

銀行は守秘義務があるから口外する事は無い

取引先と利用している金融機関が同じだから、担当者の口から代位弁済の事実がでバレるのでは?と心配される方もいますが、銀行は守秘義務がありますので、この点からも取引先にバレるような事はありません。

そもそも、そのような事が起こってしまったら金融庁から厳しいお咎めが待っていますので、担当者が口外するような事はまずあり得ません。

 

代位弁済がバレる可能性は2つ

基本的に黙っていれば代位弁済の事実が社外に漏れるようなことはありませんが、代位弁済の事実がバレる可能性は残ります。

というのも、以下いずれかに該当するような場合、代位弁済の事実が取引先に気づかれる・バレる可能性はあります。

  • 手形取引停止となるので怪しまれる
  • 担保に入れていると謄本からバレる

手形取引停止となるので怪しまれる

代位弁済になると金融事故扱いになりますので手形取引が停止となります。

そのため、今まで手形取引をしていた取引先と取引を継続する時は、振り込みに変更してもう事になります。この時、取引先によっては「今までずっと手形だったのに、何か怪しい。資金繰りが厳しいから手形を振り出さないのか、あるいは代位弁済でもしたのか…」という感じで怪しまれる可能性が十分あります。

不動産を借入の担保に入れている場合、謄本を見られたらバレる

保証付き融資(マル保)を受ける際に不動産を担保に入れている場合、不動産登記簿謄本を見られたら代位弁済の事実はバレます。これは、登記簿謄本の【権利部(乙区)】(所有権以外の権利に関する事項)を見ればすぐに判明します。

【原因】の欄に移転の原因と日付が記載され、【権利者とその他の事項】の欄に信用保証協会という社名が記載されますので、謄本を見たらすぐに分かるのです。

謄本は法務局に行かなくてもネットで請求できるので、調べようと思えば簡単に調べられてしまいますので、不動産を担保に入れている方はご注意ください。

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2017.11.15

 

まとめ《手形取引がなく、担保を入れてなければバレようがない》

以上、代位弁済の事実が社外に知られるか?ということについて解説しました。代位弁済した事実は手形取引がなく、借入の際に不動産を担保に入れていなければバレることはありません。

代位弁済しようかと悩んでいるけど、バレたら取引停止になる可能性があるから支払いストップに踏み切れないという方の参考になれば幸いです。

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2013.05.31

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