ビジネスローンを利用する前に押さえておくべき3つのポイント。銀行融資の影響等について解説

  • 銀行融資を断られた
  • 銀行から「後◯ヶ月間返済してもらわないとハネ資金(折り返しの融資)が出せない」と言われた
  • 銀行に新規融資を申し込んだけど、審査に時間がかかると言われた
という方から、ビジネスローンについてよく相談を受けます。
 
ビジネスローンであれば銀行よりも審査が早いですし、銀行ほど審査は厳しく無いので、使い勝手は良い方だと思います。
 
ただ、その反面、銀行融資と比較すると金利が高いというデメリットがありますので、長期で利用するのはお勧めできません。
 
そこで、ビジネスローンの利用を検討している方向けに、利用する前に押さえておくべき3つのポイントについて解説します。

ビジネスローンを利用する前に押さえておくべき3つのポイント

ノンバンクの利用を検討している方は、申し込む前に以下3つのポイントをよく検討してから利用される事をお勧めします。

  • 金利が高いので、短期で返済できないなら借りない方が良い
  • ノンバンクの借り入れが発覚すると、銀行は融資してくれなくなる
  • まともじゃない業者もいるので注意が必要
以下、詳しく解説していきます。

金利が高いので、返済の当てが無ければ借りない方が良い

ご存知だと思いますが、ビジネスローンは銀行融資と比較すると金利が高めに設定されていますので、利用するのであれば「数ヵ月後に確実に返済可能な入金がある」といった場合に利用した方が良いです。
 

借入の概要を見ると金利の下限が低めに記載されてはいるが、、、

借入条件の概要に「6.0%~17.8%」等と書いてあったとしても、最初から下限である6%で借りれるような事は殆どありません。
 
下限で借りれる事ができるのは利用実績のある方(何回か利用して遅れることなく全て完済している)だけなので、初めて利用される方は8~9%あたりだと思っておいた方が無難です。

返済の目途が経っていないのに借りても資金繰りが苦しくなる一方

返済の目途が経っていない状態でビジネスローンを利用するのはお勧めできません。というより止めた方が良いです。
 
金利の高い金を借りて金利の低い金を返す、という悪循環が生まれてしまい、この状態に陥ってしまうと、抜け出す事は非常に難しくなりますので、返済の目処が立っていないのに「今が苦しいから」という理由で借入を検討しているのであれば、利用を見送った方が良いです。

ビジネスローンの借入が発覚すると、銀行は融資してくれなくなる

返済の目途が立っている方が、一時的に借りると言うことであれば、返済する時期に注意して下さい。決算期を跨いでしまうとビジネスローンの借入が決算書に載ってしまうので、銀行融資を利用している方はこの点お気を付け下さい。
 
というのも、決算書にビジネスローンの借入が載ってしまうと、今後の銀行融資は非常に難しくなります。
 
ビジネスローンを利用するという事は、銀行からしたら「資金的に相当困っている」というように見られてしまいますので、以降の新規融資が非常に難しくなるので、この点お気を付け下さい。

期を跨ぐ前に返済してしまえばOK

ただ、決算書に載らなければ問題ありませんので、決算を迎える前に全額返済してしまえば決算書には載りません。
 
3月決算の会社であれば、3月末にいったん全額返済してしまい、4月の頭にまた借りれば決算書には載る事はありません。
 
なので、期を跨いでしまいそうな方は、一時的に返済してしまい、決算が確定した後にまた借りる。という施策も必要です。

マトモじゃない業者も存在している

一口に「ビジネスローン」といっても、色々なノンバンクが扱ってます。大手金融機関から街金と呼ばれる比較的規模の小さいところまで様々です。
 
大手の場合、金利が低めに設定してある代わりに、審査が少し厳しめです。そのため与信があまり良く無いと審査に落ちる可能性があります。
 
大手の審査に落ちてしまったら、次はあまり有名ではないところに申し込みをチャレンジする事になるのですが、有名ではないところは玉石混合なので、まともな業者もあれば、怪しい業者もありますので、有名ではないところに申し込む際は注意が必要です。

有名ドコロではないノンバンクのビジネスローンを申し込む時はキチンと調べた方が良い

有名ドコロではないノンバンクのビジネスローンを申し込む際は、申し込みの前に貸金業の登録や違法業者としての登録がされていないか確認してから連絡した方が良いです。

登録貸金業者情報検索サービス

貸金業の登録は、金融庁のサイトで調べる事ができます。登録番号を入力して「検索開始」をクリックすると、登録を受けた業者が表示されます。

金融庁:登録貸金業者情報検索サービス

違法な金融業者に関する情報について

金融庁のウェブサイトで違法な金融業者の情報が公開されています。
 
無登録でありながら架空の登録番号や、別の登録業者の登録番号を詐称するなどして貸金業務を行っている会社が公開されていますので、聞いたことの無い業者に申し込む際は、こちらも確認されると良いです。
 
 
 
そこまでするぐらいでしたら借りないと言う選択肢を選んだ方が賢明だとは思いますが…。
 

まとめ

以上、ビジネスローンの利用を検討している方向けに、利用する前に押さえておくべき3つのポイントについて解説しました。
 
借りてすぐに返せるという事であれば、利用するのも良いかと思いますが、そうでない場合や無理して借りるぐらいであれば、借りないで資金繰りを回すという事を考えた方が早いかもしれませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている