サービサーから自宅に電話がかかってきました。

先日の事ですが、サービサーから自宅に電話がかかってきました。

たまたま私が電話に出たので、どんな用件か聞き出したところ、義父の負債の件でした。

2009年に破産手続きをして、確か、2012年に免責許可がが届いたはず。なんでサービサーから連絡があるんだろう?興味本位で、サービサーから聞き出してみました。

なんでも、2009年の破産手続きによる換価処分で競売にかけた土地が、全く売れないという事で、第一抵当権者である、地元の信用組合がサービサーに債権譲渡したというのです。

この土地は、国道沿いにある180坪の土地なのですが、まあ、とにかく売れないんですよ。

義父が破産するかなり前に、第一抵当権者である地元信用組合から、「遊休資産を売却して、返済に充当して欲しい。」という要請を受けていたので、売却するためにいろいろ動いていたみたいなのですが、びっくりするぐらい、全く売れないんです。

私がこの家に来たのが2007年ですが、その当時も「東の土地が信用組合に…。」とか言ってました。

2009年に破産手続きをして、この土地も競売にかかったのですが、第三ラウンドまで行ったが売れず、特別売却になったのですが、それでも売れず、しばらく放置していたのです。

まあ、放置というよりは、存在を忘れていたと言う方が正しいかもしれませんね。

参考までに、当時の様子を綴った記事のリンクを記載しておきますね。

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ちなみに、この売れない土地ですが、免責許可になったというのにもかかわらず、相変わらず義父のもとには、役場の税務課から固定資産税の督促が来るので、問題はまだ完全に片付いていないのです。

競売で売れなかった土地は、免責が決定しても、固定資産税の督促は、所有者である義父に来てしまうのです。

義父はたまに届く固定資産税の納付書を持って、役場の税務課に相談しに行ってるみたいですが、税務課は「とにかく納めて欲しい」の一点張りで、義父は「破産して、年金暮らしでそんなの払えるわけが無い。競売で売れなかったのだからあの土地を物納してくれ」と、毎回同じやり取りをしています。

そもそも、固定資産税の物納はできないですから、物納も何もないのですが。

で、全く競売で売れなかったために、第一抵当権者である地元信用組合が、担保付でサービサーへ債権譲渡したのです。

とりあえず、電話口での話しなので、詳しい話は書類で送られてくると思いますが、なかなか面白そうな事例なので、書類が届きましたら、シェアしたいと思います。

この話の続きに興味がある方は以下の記事をご覧ください。

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