【銀行融資】リスケジュール中でも可能な資金調達方法6選

  • リスケジュールすると借入が難しいみたいだけど、資金調達の方法は全く無いのかな?
  • どうしても資金が必要な月があるのだけど、リスケジュール中でも可能な資金調達方法はないかな?
  • リスケジュール中でも可能な資金調達方法があればいろいろ教えて欲しいよ。

この記事では、こういった疑問にお答えします。

リスケジュール中の新規融資は基本的に難しい

銀行融資をリスケジュール(条件変更)してしまうと、リスケジュール期間中の新規融資は非常に難しくなります。

全く借りることができないとまでは言えませんが、リスケジュール期間中の資金調達は約定返済中と比較するとハードルはとてつもなく上がります。

リスケジュール中の融資を可能にした保証制度はあるけど使い勝手は良くない

リスケジュール中でも銀行からの資金調達を可能にした保証制度があります。代表的なものは以下の保証制度です。

  • 経営改善サポート保証
  • 条件変更改善型借換保証

ちなみに、以下の記事で経営改善サポート保証と条件変更改善型借換保証について解説していますので、参考にして下さい。

リスケジュール中の新規融資を可能にした「条件変更改善型借換保証」

2016.03.01

リスケジュール中の融資を可能にした保証制度「経営改善サポート保証」

2014.03.14

これらの保証制度は中小企業再生支援協議会や、経営サポート会議(金融機関を事務局とした支援の枠組み)認定支援機関による事業計画の策定が必要となりますので、審査が厳しいのはもちろん、急な資金ニーズに対応できません。

長期的な目線で資金繰りを改善するという事であれば、金利の低いこういった制度を利用した方が良いですが、直近でどうしても資金が必要という事であれば、別の方法を模索する必要があります。

そこで、リスケジュール中でも急な資金ニーズに対応可能な資金調達方法をご紹介していきます。

 

リスケジュール中でも可能な資金調達方法6選

  • ABL(売掛金担保融資・動産担保融資)
  • ビジネスローン
  • 手形割引(電債割引)
  • ファクタリング
  • 不動産担保ローン
  • AI融資(トランザクションレンディング)

上記のとおりです。

ABL(売掛金担保融資・動産担保融資)

ABL(Asset Based Lending)とは、流動資産担保融資の意味で、売掛金や商品在庫等といった流動資産を担保に融資を受ける資金調達方法です。

商品を販売して入金されるまで入金を待つのは、資金繰りが厳しい企業にとってかなり苦しいものです。このような時、売掛金や商品在庫等といった動産を担保に融資を受けることができます。

ABLは民間の金融機関や信用保証協会でも扱っていますが、使い勝手が良くないので、実際に利用する場合は使い勝手の良いノンバンクがおすすめです。

ちなみに、以下の記事で売掛金担保融資や動産担保融資について解説していますので、参考にしてください。

ABL(売掛金担保融資)による資金調達を徹底解説!業種やメリット・デメリット、条件など【保存版】

2013.05.31

【資金調達】在庫を担保に融資を受ける「ABL(流動資産担保融資)」について解説

2013.05.31

ビジネスローン

ビジネスローンとは、中小企業や個人事業主向けの無担保ローンです。

ビジネスローンを扱っている銀行がありますが、ノンバンクが保証していることもあり、通常の銀行融資と比較すると金利は高めです。

基本的に大きな金額は調達できませんが、審査が早いので使い勝手は悪くないと言えます。

 

ちなみに、以下の記事でビジネスローンについて解説していますので、参考にして下さい。

ビジネスローンを利用する前に押さえておくべき3つのポイント。銀行融資の影響等について解説

2018.10.27

手形割引(電債割引)

取引先から手形を受け取っている方限定になりますが、手形の振り出し先の与信が良ければ割引することで現金化することがてきます。

【手形割引】リスケジュールしても銀行は手形を割引いてくれる?【結論:ケースバイケース】」という記事でも解説していますが、リスケジュール中でも銀行で割って貰える場合がありますが、銀行で断られたらノンバンクに持ち込む事になります。

ノンバンクで割ると銀行よりも手数料がかかかりますが、銘柄が良ければたいていは割って貰えますので、お急ぎでしたらノンバンクに割引を依頼しましょう。

銘柄とは、手形振り出し人のことを指す用語です。

ファクタリング

ファクタリングとは、取引で発生した売掛金をファクタリング業者に現金で買い取ってもらう取引の事をいいます。

よく、ABL(売掛金担保融資)と混同されることがありますが、ABLとファクタリングは以下のような違いがあります。

  • ABL(売掛金担保融資) → 売掛金を担保に融資
  • ファクタリング → 売掛金の売買

融資とは違い、売掛金の売買なので初回利用でも審査は早いというメリットがありますが、買取手数料がかなり高いというデメリットもあります。

手数料が高いのであまり推奨できませんが、どうしても資金が必要という事であれば、選択肢に入れておいても良いかと思います。

ファクタリングを利用すれば資金繰りは改善する?ファクタリングの仕組み・注意点や利用者の相談事例を解説

2016.07.04

不動産担保ローン

不動産を保有している企業に限定されますが、不動産を所有していれば不動産を担保に融資を受けることができます。

不動産を所有している企業の多くは銀行や政府系金融機関が第1抵当を打っている場合が少なくないです。

銀行や政府系金融機関は2番抵当での融資に消極的になりますが、ノンバンクであれば2番抵当でも融資をしてくれる場合があります。

AI融資(トランザクションレンディング)

AI融資とは、通常の銀行融資のように人間が審査をするのではなく、AI(人工知能)が融資の審査を行います。

そのため、融資の申し込んでから融資が実行されるまでのスピードが非常に早く、殆どのAI融資は申し込みから実行まで一週間以内に実行されます。

基本的に数百万円単位の小口資金ではありますが、数千万単位の大口に対応しているサービスもありますので、急な資金が必要な時は、こういった資金調達方法を検討するのも良いかと思います。

トランザクションレンディングなら取引データで資金調達可能!サービス比較、仕組みを解説

2018.02.27

【資金調達】オンラインレンディングならAI審査だからネットで完結!各サービスの比較等を解説

2018.02.21

 

リスケジュール中の資金調達を行う時に気をつけること2つ

  • 中途半端なリスケジュールをしていないかどうか
  • 税金・社会保険料の滞納はしない

上記のとおりです。 

中途半端なリスケジュールをしていないかどうか

リスケジュール中の資金調達を行う際、中途半端なリスケジュールをしていると、せっかく資金調達しても一部資金が元本返済に充当されてしまうため、手元資金が減ってしまいます。

中途半端なリスケジュールとは、元本ゼロや1万円等の条件変更ではなく、以下のように元本を返済しているケースです。

  • 約定返済の○分の1
  • 毎月何十万円も元本を返済している

中途半端にリスケジュールしていると、せっかく資金を調達しても、元本返済に充当されてしまいます。

また、リスケジュール中の資金調達は金利が高い調達方法が基本となります。

中途半端なリスケジュールをすると、低利の金を高利の金で返済することになりますで、資金繰りが余計に厳しくなります。

このような事にならないよう、中途半端なリスケジュールをしていたら、さらなるリスケジュールを行ってから資金調達をするようにしましょう。

 

ちなみに、「すでにリスケジュール中だけど、さらなる条件変更は可能?【結論:可能】」という記事で、さらなるリスケジュールについて解説していますので、興味のある方はぜひ参考にして下さい。

税金・社会保険料の滞納はしない

税金や社会保険料を滞納していると、資金調達の幅がさらに狭まります。

例えば、「経営改善サポート保証」や、「条件変更改善型借換保証」は税金や社会保険料を滞納していると保証を受ける事はできません。

その他の資金調達方法については、税金や社会保険料を滞納していても利用できる方法もありますが、税金・社会保険料の滞納はNGという場合もありますので、税金や社会保険料を滞納しないように気を付けましょう。

 

まとめ

以上、リスケジュール中でも可能な資金調達方法について解説しました。

おわり。

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