信用保証協会の代位弁済件数はどれぐらいある?【絶望しなくて良い理由も合わせて解説】

信用保証協会の代位弁済件数はどれぐらいある?【絶望しなくて良い理由も合わせて解説】 資金繰り
  • 信用保証協会に代位弁済する事業者って、実際のところ毎月どれぐらいいるのかな。毎月の代位弁済件数は公表されてたりするのかな?
  • 近い将来、代位弁済になるかもしれないけど、経営者仲間に代位弁済したという話はあまり聞かないし、代位弁済になる会社なんて少数なのかな…
  • 具体的な件数や、代位弁済するとその後どうなるのか、詳しく教えて欲しいよ。

この記事では、こういった疑問にお答えします。

代位弁済件数は信用保証協会連合会のサイトで公表されています

信用保証協会の代位弁済件数は、毎月、一般社団法人 全国信用保証協会連合会のWebサイトで代位弁済の状況がPDFファイルで公表されています。

参考リンク:信用保証実績の推移について(全国信用保証協会連合会)

直近の年度は毎月公表されていますが、2年前以上の件数は年度毎に公表されています。

代位弁済の他、保証承認数や保証債務残高も公表されている

公表されている資料には、代位弁済件数だけでなく、保証承認数や保証債務残高も記載されています。

こちらも、直近の年度については月次で公表されています。

公表されているデータは2011年から現在まで

2011年以前のデータは公表されていませんが、それでも、8年分ぐらいの件数が公表されていますので、代位弁済件数の傾向は掴めると思います。

グラフ等で視覚化されていない

公表されているデータはグラフで視覚化されていないので、数字のみの公表となっています。

一応、以下の記事で筆者が作成したグラフがありますので、代位弁済件数の傾向をグラフで見たいという方は、以下の記事を参考にして下さい。

【銀行融資】保証付融資の代位弁済件数の推移[平成23年4月~平成31年3月末]
一般社団法人全国信用保証協会連合会は、「信用保証実績の推移」を公表しており、以下のデータを確認する事ができます。 保証承諾:件数・金額 保証債務実績:件数・金額 代位弁済(元利合計):件数・金額 この記事では、...

 

信用保証協会に代位弁済されても絶望する必要がない理由

マル保(保証付融資)融資が代位弁済されそうになると、「この先どうなるのかな?」とか、「代位弁済すると倒産するのかな?」等と心配される方がいらっしゃいます。

なかには心配し過ぎて絶望してしまう方もいますが、正直、そこまで心配する必要はありません。

代位弁済になっても過剰に心配したり、絶望しなくても良い理由は3つあります。

  • 代位弁済後も事業継続している事業者は沢山いるから
  • 資金繰りが改善するから
  • 選択肢が3つ残されてるから

上記のとおりです。

代位弁済後も事業継続している事業者は少なくない

最近は少なくなりましたが、未だに「代位弁済すると倒産」と思い込んでいる方が一定数いますが、代位弁済になったからといって倒産する事はありません。

取引先への支払い、販管費を賄えるだけの売上を維持できているなら、代位弁済しても倒産する事はありません。

実際のところ、代位弁済しても事業継続している事業者は少なくありません。

 

大っぴらに「代位弁済しちゃったよ」等と言わないだけで、実は、代位弁済したけど毎月数万円、信用保証協会から回収の委託を受けた保証協会サービサーに返済しながら事業継続している方は、結構いるのです。

資金繰りが改善するから

信用保証協会に代位弁済するメリットとデメリットを解説【基礎知識】」でも解説しているとおり、代位弁済すると以下の支払い負担が無くなります。

  • 借入金の利息支払い
  • 保証料の支払い

負債が少ないと資金繰り改善のインパクトは薄いです。

しかし、負債総額が2億~3億以上あるような企業は借入金の利息を毎月50万以上支払っていると思いますので、代位弁済すると毎月の支払い利息と毎年の保証料の支払いから解放されます。

毎月、50万円以上の支払いを行っている企業は、資金繰り改善のインパクトは大きいです。

代位弁済後、信用保証協会に返済する事にはなります。

選択肢が3つ残されてるから

信用保証協会に代位弁済された企業に生き残りの選択肢はある?【3つあります】」でも解説しているとおり、代位弁済しても事業継続できるだけの売上を維持できていれば、代位弁済になっても以下3つの選択肢が残されています。

  • 第二会社方式での再生(事業譲渡、会社分割等)
  • 求償権消滅保証を狙う(再び銀行融資を受けれるようになる保証制度)
  • 何もしない(現状維持 or 時効狙い)

代位弁済すると終わりと思い込んでいる方も少なく無いですが、一応、こういった選択肢は残されてます。

 

まとめ

以上、信用保証協会の代位弁済件数はどれぐらいある?ということについて解説しました。

平成31年度のデータを見ると、平均して毎月3千件ぐらいは代位弁済されています。

毎月どこかの事業者が代位弁済していますので、あまり気にしないようにしましょう。

また、代位弁済になったから倒産という訳でもなく、事業継続している方は少なく無いですし、代位弁済後の選択肢も残されていますので、代位弁済になったからといって絶望しないようにしましょう。

 

ちなみに、以下の記事で信用保証協会に代位弁済されるとどうなるのか?という事を網羅的に解説していますので、興味のある方は是非参考にして下さい。

信用保証協会に代位弁済されるとどうなる?今後の流れと返済方法について解説
信用保証協会の保証付き融資(マル保)が代位弁済されたら今後どうなるのかな? 代位弁済の流れや代位弁済後はどうなるのか、今後、どれぐらい返済することになるのか具体的に知りたいよ。 借入の際に担保に入れた不動産はどうなるのかな?代...

 

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