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【Dialogflow】チャットボットの作り方【質問に自動応対】

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Dialogflowでチャットボットを作る方法をお探しの方向け。

 

Dialogflowは、Googleがサービス提供している無料から使えるチャットボットツールです。

Webサイトにチャットボット設置できるようになることはもちろん、API連携で様々なWebツールとの連携も可能です。

 

この記事では、Dialogflowを使って簡単な質問に応対するチャットボットの作り方を解説します。

Dialogflowとは

Dialogflow(ダイアログフロー)は、コードを書かずに自然言語で対話できるチャットボットが作れるWebサービスです。

2016年9月にGoogleがAPI.AIを買収し、Dialogflowと名称を変更してサービスを提供しています。

連携できるサービスが多い

Dialogflowで作成したチャットボットは、Googleアシスタントやメッセージアプリ(Facebookメッセンジャー、LINE、Skype、Slackなど)で動作させることもできます。

Webページ内の埋め込みも可能です。

 

Dialogflowでチャットボットを作る手順

それでは、Dialogflowでチャットボットを作る手順を解説します。

  • 手順①:Googleアカウントでサインイン
  • 手順②:Dialogflowのアカウント作成
  • 手順③:新規チャットボットの作成
  • 手順④:AIに言葉を登録する(Intentの作成)
  • 手順⑤:応対する返答の設定(Responses)
  • 手順⑥:Entityの設定
  • 手順⑦:Intentsの設定
  • 手順⑧:返答を作る(Responses)
  • 手順⑨:様々な質問に応対するために複数の質問を登録

上記のとおりです。

手順①:Googleアカウントでサインイン

GoogleアカウントでDialogflowにサインインします。

下記のリンクをクリックして、Dialogflowのサイトにアクセスして下さい。

公式サイトDialogflow

 

画面中央にある「Sign-in with Google」をクリックします。

Googleアカウントをお持ちでない方はアカウントを作成して下さい。

手順②:Dialogflowのアカウント作成

Googleアカウントでログインすると規約のポップアップが表示されます。

①規約にチェックを入れて、②「ACCEPT」をクリックします。

以上でDialogflowのアカウント開設は完了です。

手順③:新規チャットボットの作成

新規チャットボットを作成します。

左側メニュー、画面中央にある「Create Agent」をクリックします。

「Agent」とはAIの単位を表します。

言語の設定

「Agent name」の作成とメインで使用する言語を選択します。

①英字でAgent nameを入力し、②メインで使用する言語を選択し、③「CREATE」をクリックします。

以上でAgentの作成は完了です。

「CREATE」をクリックしてから次の画面が表示されるまで15秒~30秒ぐらいかかります。

対話のテスト

画面右側にある入力欄でAIとの対話をテストできます。

試しに「はじめまして」とAIに挨拶してみたいと思います。文章を入力してエンターキーを押します。

初期状態では応対する言葉が無い状態です。

「はじめまして」と入力しても、どんな言葉で応対すれば良いのか分かっていませんので、下図のように「ちょっと分かりませんでした。」との返答があります。

作成したばかりの「Agent」は、言葉を知らない空白の状態です。

AIと会話できるようにするには「Intent」に言葉を登録する必要があります。

手順④:AIに言葉を登録する(Intentの作成)

AIと会話できるようにするため、「Intent」を作成します。

画面中央の「CREATE INTENT」をクリックします。

Intent nameの設定

Intent nameを設定します。

①「Intent name」の名前を入力し(本記事は「Hello」とします)、②「ADD TRANING PHRASES」をクリックします。

TRANING PHRASESとは

TRANING PHRASES(トレーニングフレーズ)は、どのような時に「Hello」を動かすか?という設定のことで、「人が言葉を入力した際、どのようにIntentを動かすか」という設定を行います。

本記事では、「はじめまして」という挨拶に対する応対をさせるために「はじめまして」と入力します。

手順⑤:応対する返答の設定(Responses)

ユーザーに「はじめまして」と入力された時に、どのように応対するかを設定します。

下図赤枠内の「ADD RESPONSE」をクリックします。

Responsesの入力

下図入力欄が出現しますので、応対する返答を入力します。

なお、Responsesは何個でも作くる事ができ、複数入力した場合、ランダムで返答します(上図では2つ設定しました)。

Responsesを入力したら、画面上部にある「SAVE」をクリックします。

応答テスト

登録したResponsesがきちんと動作するかテストしてみます。

「はじめまして」という言葉を入力します。

初期状態では、「ちょっと分かりませんでした。」という返答でしたが、「私はAIです。何かありましたら遠慮なくご質問下さい」という返答が返ってきました。

ひとまず動作に問題ないことが確認できます。

手順⑥:Entityの作成

ユーザーが入力する質問を受け付けるための単語を定義するため、Entityを作成します。

Entityとは

Entityとは、ユーザーの入力した単語を単語の表記の揺れを補正するためのものです。

 

DialogflowにはいくつかのEntityが登録されています。

Entityの中には色を定義する「@sys.color」というEntityがあります。

「@sys.color」には「赤色・青色・黄色」などといった色の単語が定義されており、例えば「黄」と入力すると「黄色」と判断するよう、単語の表記の揺れを補正できます。

 

本記事では、ユーザーから「相談したい」と入力された時、「相談」という単語を受け取る必要があるため、「相談」という単語を定義する@ConsultationというEntityを作成します。

Entityの作成

それでは、Entityを作成します。

①左側メニューの「Entities」を選択し、②画面上部の「CREATE ENTITY」をクリックします。

Entity nameの登録

Entityを登録します。

①Entity nameを英語で入力し(本記事では「Consultation」と入力します)、②「Define synonyms」チェックが入っている事を確認し、③「Enter reference value」に代表的な言葉を入力します。

本記事ではEnter reference valueを「相談」という単語を定義するため、「相談」と入力します。

「Entity name」に日本語を入力しようとすると下記のように警告がでますので、英文字で入力して下さい。

Enter synonymに関連する言葉を入力

「Enter synonym」に関連する言葉を入力します。

①Enter synonymに関連する言葉をいくつか入力し、②「SAVE」をクリックします。

ユーザーは必ずしも「相談」と入力する訳ではありません。変換ミスで「そうだん」と入力する方もいるかもしれませんし、「面談・めんだん」と入力する方もいるかもしれません。
このような表記の揺れを認識するため、「相談」に関連する言葉を複数登録します。

手順⑦:Intentsの設定

チャットボットに応対させる言葉を覚えさせるために「Intent」を作成し、予測される質問を入力します。

Intentとは「意図」を意味します。

①左側メニューの「Intents」を選択し、②「CREATE INTENT」をクリックします。

Intent nameの入力

①「Intent name」を英数字で入力し(本記事では「Consultation-intents」と設定します)、②「Training phrases」の、「Add user expression」に ユーザーの質問を入力します。

ここでは「Consultationしたい」と入力しました(「相談したい」という意味です)。

手順⑥:Entityの作成」で「Consultation(相談)」というEntityを作成したので、チャットボットはConsultationという単語を「相談」と理解します。

①Consultationという単語をクリックすると、タブが開きますので、②「手順⑥:Entityの作成」で作成した「@Consultation(Entity名)」を選択します。

「@Consultation」を選択すると、下図のようにEntity名が黄色でハイライト表示されます。

登録したEntityがきちんと反映されていると、黄色でハイライト表示されます。

ハイライト表示されない時は、きちんと設定されていないという事ですので、やり直しが必要です。

複数の質問パターンを入力

「Consultation(相談)したい」という質問の他に、ユーザーの質問パターンを追加して入力します。

  • 「Consultation(相談)したいのですがどうしたらよいですか」
  • 「Consultation(相談)したい場合はどうしたらよいか」

複数入力する理由は、「Consultationしたい」と1つだけ作成し、テストしたら反応しなかった質問がいくつかありました。

2パターン追加しただけでかなり反応するようになりましたので、いくつかの質問パターンを入力しておくと良いです。

手順⑧:返答を作る(Responses)

質問があった時の返答を作成します。

ユーザーから「相談したい」と聞かれたら、「相談をご希望の方は…」と返答させるために次のように入力します。

「$Consultationをご希望の方は、こちらのURLをご覧ください。https://www.davinci-partners.com/consult/interview.html」

「$Consultation」の部分は「相談」に変換されます。

入力したら、画面上部にある「SAVE」をクリックします。

応答テストを行う

画面右上の入力欄に「相談したい場合は」と入力し、Enterキーを押すと、きちんと動作していることが確認できます。

手順⑨:様々な質問に応対するために複数の質問を登録

「相談したい」という質問のほか、様々な質問に応対するために複数の質問を登録します。

基本的には以下の手順の繰り返しとなります。

いろいろな案内をするため、下記言葉を設定してみました。

質問(手順⑥、手順⑦) 応対例(手順⑧)
メルマガ お申込みページをご覧下さい。
セミナーはいつ 現在、事業再生に関するセミナーの開催予定はございません。
資金調達したい 資金調達に関するページをご覧ください。
瀬間ってだれ? プロフィールページをご覧下さい

一通り登録しましたので、興味のある方は下記でテストしてみて下さい。

 

Dialogflowで作成したチャットボットをWebサイトに埋め込む手順

最後に、Dialogflowで作成したチャットボットをWebサイトに埋め込む手順を解説します。

  • 手順①:埋め込みコードの取得
  • 手順②:コードをWebページに貼り付ける

上記のとおりです。

手順①:埋め込みコードの取得方法

Webページに埋め込み表示するためのコードを取得します。

①左側メニューの「Integrations」を選択し、②「Web Demo」をクリックします。

下図ポップアップが表示され、①デモ画面のリンク先と、②埋め込みコードが表示されますので、埋め込みコードをコピーします。

ちなみに、①デモ画面のリンク先をクリックすると、下図のようにチャットボットの出も画面が表示されます。

手順②:取得したコードをWebページに貼付ける

取得したコードをWebページに貼付けます。

コードを貼り付けると、チャットボットをWebページに表示させることができます。

以上でWebページへの設置は完了です。

 

まとめ

以上、チャットボット作成ツール「Dialogflow(ダイアログフロー)」を使って、ユーザーからの質問に応対するチャットボットの作り方やWebサイトの設置方法を解説しました。

 

本記事で紹介したチャットボットの作り方は、あくまで最初のトレーニングですので、実用に耐えられるレベルではありません。

ただ、たくさんの言葉を登録して、応対例を増やせば実用でも使えるようになりますので、是非、色々と試してみて下さい。

 

 

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