- WordPressで企業サイト(コーポレートサイト)を自作したいです。
- デザインスキルはないけど、見栄えするサイトを作りたいです。
- 完全初心者でもWordPressで企業サイトが作れるよう、やり方を詳しく知りたい。
この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。
- WordPressで企業サイトを作る流れ【全体像】
- WordPressサイトの始め方
- WordPressを立ち上げる手順(インストールの流れ)
- WordPressサイトの初期設定を行う
- 企業サイトに必要なページを作る
- WordPressで企業サイトを作るときのよくある質問とその回答
なお、本記事の筆者は、WordPressで複数のWebサイトやブログを運営しており、当サイトもWordPressで運営しています。
WordPress歴は11年以上あり、2018年にはWordPressでビジネスサイトの作り方をレクチャーするワークショップを開催したこともあります。
こういった経験や実績を元に、この記事では、WordPressで企業サイト(コーポレートサイト)を作るやり方を解説していきます。
本記事では、ドメイン取得、WordPressのインストール・初期設定から始まり、
企業サイト作成に必要な「ページ構成の考え方」、「トップページの作り方」、「お問い合わせフォームの作り方」を解説していきます。
本記事を上から順に読み進めていくことで、初心者の方でも企業サイトを作れるようになっていますので、実際に手を動かしながら読み進めて下さい。
前置きはこれぐらいにして、さっそく本題に入りましょう。
目次
WordPressで企業サイトを作る流れ【全体像】
最初に、本記事で解説するWordPressで企業サイトを作る流れの全体像を解説します。
WordPressで企業サイトを開設する手順
WordPressで企業サイトを開設するには、下記5つの手順を必要とします。
- 手順①:レンタルサーバーの申し込み
- 手順②:ドメイン取得
- 手順③:WordPressサイトのインストール情報入力
- 手順④:WordPressサイトの初期設定を行う
- 手順⑤:企業サイトに必要なページを作る
手順①~④まではスムーズに進みますが、手順⑤のページ作成は最も時間がかかります。
ページ作成以外のことは簡単で、難しい設定もありませんので、根気よく取り組みましょう。
WordPressで企業サイトを作るのに必要な費用と時間の目安
WordPressで企業サイトを作るのに必要な費用と時間の目安は下記のとおりです。
- 必要な費用
- レンタルサーバー → 月々1,000円前後(長期契約でお得に利用できます)。
- ドメイン → サーバー利用期間中は無料(「.jp」・「.co.jp」・「.or.jp」などのドメインを登録される方は年間利用料がかかります)。
- テーマ → 本記事では「Lightning」という無料テーマで解説します(有料テーマに変更したい方は、1万~3万程度の費用がかかります)。
- 必要な時間
- WordPressサイト立ち上げ → 1時間程度
- WordPressサイトの立ち上げ(5分程度)
- WordPressの初期設定(50分程度)
- 企業サイトに必要なページを作る → 構成の有無・ページ数次第
- WordPressサイト立ち上げ → 1時間程度
WordPressサイト立ち上げにかかる費用は上記のとおりで、それ以外にかかる費用はありません。ランニングコストも基本的にはレンタルサーバー利用料だけです。
企業サイト作成にかかる時間については、作ろうとしているサイトの規模間によって異なりますので、次の項目で詳しく解説していきます。
企業サイトはページ内容が決まっていないと時間がかかる
WordPressで企業サイトを作る時間は、下記2つに分けて考える必要があります。
- WordPressサイトの立ち上げ → 全体で1時間ぐらい
- 企業サイトに必要なページを作る → ページ数次第
WordPressサイトを立ち上げるだけなら1時間ぐらいあればできます。
しかし、企業サイトに必要なページを作るのに、ある程度の時間は必要となります。
企業サイトに必要なページの具体例
企業サイトに必要なページはおおむね下記のとおりです。
- 商品・サービス紹介ページ
- 会社概要
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシーなど
企業サイトとしての体裁を整えようと考えたら、最低限、上記ページは必要になるのではないでしょうか。
ページに記載する内容が決まっていれば時間はかかりませんが、これから内容を考えてページを作るとなると、多少の時間は必要です。
ページ内容が決まっている方は多くの時間を必要としない
あらかじめ、企業サイトに掲載するページ内容が決まっている場合、多くの時間を必要としません。
理由は、ページを作る時間よりもページの内容を考える方が時間がかかるからです。
- ページの内容を考える → 最も時間がかかる
- ページの内容が決まっている → テキストを入れるだけなので時間はかからない
このことは、1度でも会社案内のパンフレットを作ったことがある方なら分かると思いますが、会社案内のパンフレット作成で最も時間がかかるのは「会社案内にどのような内容を掲載するか?」を考えることです。
ページの内容が決まっていなければ、ページの内容・文章を考える必要がありますので、ここでかなりの時間を取られます。
ページの内容が決まっていれば文章を書くだけなので、1つのページ作成にかかる時間は10分〜20分ぐらいあれば作れます。
このように、必要とするページ数次第でサイト作成にかかる時間は大きく変わります。
詳しくは「ページ構成のプランニング」という項目で後述します。
文章を考えるのが苦手な方はAI文章作成ツールを活用しましょう
文章を自分で考えるのが苦手な方は、AI文章作成ツールを活用しましょう。
最近のAIは非常に高性能なので、スピーディーに作れますよ。
例えば、ChatGPTに「〇〇というサービスを扱っているので、〇文字ぐらいで魅力的なサービス紹介文を書いて欲しい」と命令すれば、それっぽい文章を書いてくれます。
自分で考えるのが苦手な方はツールを活用すると楽ですよ。
ChatGPTを参考例に出しましたが、下記記事で他のツールも紹介していますので、いろいろ試してみてください。
WordPressで企業サイトを作る流れの全体像は以上となります。続いて、WordPressサイトの始め方を解説していきます。
WordPressサイトの始め方
WordPressサイトの始め方を解説していきます。
WordPressで企業サイトを作るために、まずはレンタルサーバーを選ぶ必要があります。
本記事では、企業サイトやコーポレートサイト運営におすすめな、「エックスサーバー」というレンタルサーバーを使った方法を紹介していきます。
エックスサーバーがおすすめな理由4つ
企業サイト作成にエックスサーバーがおすすめな理由は下記4つあります。
- ①運営実績が長く、シェアNo.1なので安心して利用できる
- ②表示速度が速く大量アクセスに強いのに利用料が安い
- 初期費用:0円
- 月額料金:990円(税込)~(キャンペーンでさらに安くなります)
- ドメイン代:永年無料
- ③24時間365日のサポート体制
- ④ネット・本などの情報が多く、初心者でも使いやすい
上記のとおりです。
エックスサーバーは国内No.1のサーバー速度・シェアを誇る、レンタルサーバーです。最先端のサーバーマシンを採用し、国内最速の環境を実現しています。
ハイスペックなサーバーなのに、初期費用なしで月額費用も1,000円前後で独自ドメインが2つ、永年無料で使えます。
しかもWordPress自動インストール機能があるので、初心者の方でもわずか数分でWordPressサイトを立ち上げることができます。
こうした理由から、WordPressで企業サイトを作るなら、エックスサーバーがおすすめです。
エックスサーバーのおすすめプラン
エックスサーバーは料金プランが下記3つありますが、
- スタンダード
- プレミアム
- ビジネス
おすすめはスタンダードプランです。
3つのプランのうち最安プランとなりますが、スタンダードで全く問題ありません。プレミアムとビジネスは初心者の方にはオーバースペックです。
月間何十万PVとあるサイトならプレミアム以上がおすすめですが、そうでなければスタンダード一択です。
申込みの前に準備するもの3つ
エックスサーバーの申込みを行う前に、下記3つを準備しましょう。
- ドメイン名を考える
- サイト名を考える
- クレジット・デビットカード(国内発行カード)
エックスサーバー申込みの時に、取得希望の独自ドメイン名を入力しますので、事前に考えておくと申込みがスムーズです。
ドメイン名は一度登録したら変更できません。後で「変更したい」となった場合、再取得することになるのでお気を付けください。
取得希望のドメイン名を入力後、サイト情報を入力しますので、ざっくりでも良いのでサイト名を考えておきましょう(後で編集できるので、思いつかなければ適当でもOKです)。
また、エックスサーバーは海外発行のクレジットカードが使えませんので、国内発行のカードを用意しておきましょう。
【5/1まで】初回契約が最大30%OFF
現在、新規サーバーアカウントを12か月以上でお申込みされた方を対象に、初回申込の利用料が最大30%OFFで利用できるキャンペーンを行っています。(5月1日[水]12時まで)。
- 初年度月額利用料 → 最大30%OFF
- ドメイン2つ永久無料 → 「.com」、「.net」、「.org」、「.info」、「.biz」、「.blog」を利用される場合、ドメインは永久無料です。
お得に利用できるチャンスなので、キャンペーン期間中に申し込むといいですよ。
詳細は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:エックスサーバー
続いて、WordPressサイトを立ち上げる手順を解説していきます。
WordPressを立ち上げる手順(インストールの流れ)
エックスサーバーでWordPressを立ち上げる手順は下記のとおりです。
- 手順①:エックスサーバーの利用申込み
- 手順②:契約内容とWordPressクイックスタートの選択
- 手順③:取得するドメイン名を決める
- 手順④:WordPress情報の入力
- 手順⑤:Xserverアカウント情報入力
- 手順⑥:SMS・電話認証を行う
- 手順⑦:設定完了後、メールが届く
上記のとおりです。
手順①:エックスサーバーの利用申込み
まずはエックスサーバーの利用申込みを行います。
以下のリンクをクリックしてエックスサーバーのトップページに移動し、「まずはお試し!10日間無料!」をクリックして下さい。
公式サイト:エックスサーバー
お申し込みフォームが表示されますので、左側の「初めてご利用のお客様」の「10日間の無料お試し、新規お申込み」を選択します。
手順②:契約内容とWordPressクイックスタートの選択
サーバー契約内容のプランを選択します。
各項目の設定方法は下記のとおりです。
- ①サーバーID:任意のIDに変更可能です(このままでもOKです)。
- ②プラン:スタンダードを選択します。
- ③WordPressクイックスタート:必ずチェックをいれて下さい。
クイックスタートにチェックを入れると、下図のようなポップアップが表示されますので、「確認しました」をクリックします。
サーバーの契約期間の選択
クイックスタートの確認ボタンを押すと、サーバーの契約期間が選択できるようになりますので、契約期間を選択します。
契約期間は何か月でも良いですが、おすすめは12か月です。
手順③:取得するドメイン名を決める
取得するドメイン名を決めます。
ちなみに、「.com」、「.net」、「.org」、「.info」、「.biz」、「.blog」でドメインを登録すると、初年度登録料・毎年の更新料が無料です。
なお、取得可能なドメインは下図のような状態になります。
取得できないと、下図のように「すでに使用されているドメイン名です」と表示されます。
なお、「.co.jp」、「.or.jp」の取得は法人設立が完了していない方でも取得可能です。
半年以内に法人登記を行う予定があれば、法人設立前でも、ドメインの仮登録ができます。詳しくは公式情報をご確認ください。
手順④:WordPress情報の入力
ドメイン名を決めたら、WordPress情報の入力を行います。
各項目の設定方法は下記のとおりです。
- ①ブログ名:サイトのタイトル名を入力します(後で自由に編集できるので、適当でOKです)。
- ②ユーザー名:WordPressのログインで使用します。推察されにくいユーザー名にしましょう(「admin」は避けるべきです)。
- ③パスワード:WordPressのログインで使用します。
- ④メールアドレス:ご利用のメールアドレスを入力します。
- ⑤テーマ:テーマ購入予定が無ければLightningがおすすめです。
- ⑥テーマオプション:テーマを選ぶと出現します。チェックの入った状態でOKです。
- ⑦:①~⑥の必須項目を入力したら「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリックします。
なお、子テーマの詳しい解説は「子テーマとは?仕組みや使い方を解説」をどうぞ。
手順⑤:Xserverアカウント情報入力
Xserverアカウントに登録する個人情報と、クレジットカード情報を入力します。
クレジットカード情報の入力
個人情報を入力していくと、フォーム中ほどに、クレジットカード情報の入力項目がありますので、入力して下さい。
インフォメーションメールの配信は、キャンペーン情報のメールを受け取るかどうかという事なので、チェックを外しても問題ありません(契約内容や、メンテナンス情報などの重要なメールはチェックを外しても受け取れます)。
「次へ進む」をクリックすると、登録情報の確認画面が表示されますので、内容に問題が無ければ「SMS・電話認証へ進む」をクリックします。
手順⑥:SMS・電話認証を行う
SMS・電話認証を行います。
①電話番号を入力し、②「テキストメッセージで取得(SMS)」を選択し、③「認証コードを取得する」をクリックします。
スマホ(携帯)のSMSに認証コードが送られてきますので、認証コードを入力すれば、エックスサーバーでワードプレスを始める流れは完了です。
ワードプレスサイトが表示されるまで、最大1時間かかります
クイックスタートが完了しても、ワードプレスサイトはすぐには表示されません。
とはいえ、何分か待っていればアクセスできるようになりますので、少し待ってからサイトにアクセスしてみましょう。
手順⑦:設定完了後、メールが届く
お申し込み完了時に即時通知される案内メールの後、数分程度で下記件名のメールが届きます。
- 【xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ
このメールにはWordPressのログインURLなどが記載されてますので、削除せずに大切に保存しておきましょう。
以上でWordPressクイックスタートを使ったサイトの立ち上げは全て完了です。続いて、サイトを立ち上げた後の初期設定について解説していきます。
WordPressサイトの初期設定を行う
WordPressサイトを立ち上げたら、初期設定を行いましょう。
手順は下記のとおりです。
- テーマのインストール
- パーマリンクの設定
- Googleアナリティクスの設置
- サイトマップの登録
上記のとおりです。
テーマのインストール
最初に、テーマをインストールしましょう。
ちなみに本記事では、株式会社ベクトルさんが無償で提供している、企業サイト作成に特化した「Lightning」を使って解説します。
Lightningはビジネスサイトに適したシンプルなデザインで、集客機能も実装している拡張性の高い高機能なテーマです。
有料版にアップグレードするとカスタマイズの幅が広がりますので、様々な業種に合わせたサイトが作れるようになります。企業サイトを作る方にはおすすめです。
詳しい使い方は「【WordPress】Lightningテーマの使い方ガイド」という記事で解説してますので、ぜひ参考にしてください。
パーマリンクの設定
テーマのインストールが完了したら、パーマリンクを設定しましょう。
パーマリンクとはドメインを含めたURL全体のことを指し、当記事の場合は下記URLのことを指します。
- https://takapon.net/corporate-website/
なお、下記マーカー部分(ドメインの後に続くURL)は「スラッグ」と呼びます
- https://takapon.net/corporate-website/
パーマリンクの変更を後回しにすると、検索エンジン対策上好ましくないので、サイトを立ち上げた直後に設定しておきましょう。
また、パーマリンクの設定とあわせて、使わないページ・テーマは削除しましょう。
具体的な設定方法は「WordPressの初期設定【インストールしたら最初にやっておきましょう】」をどうぞ。
パーマリンクは英語表記がおすすめ
パーマリンクは英語表記がおすすめです。
日本語表記のパーマリンクも設定可能ですが、不具合を起こしやすいので、パーマリンクは英語表記で設定しましょう。
Googleアナリティクスの設置
WordPressの初期設定を行い、プラグインを追加しましたら、Googleアナリティクスの設定を行い、Webサイトのアクセス解析ができるようにしておきましょう。
Webサイトのアクセスアップを考える上で、アクセス解析は外せません。
Googleアカウントをお持ちの方であれば誰でも無料で使えますので、必ず設置するようにしましょう。
詳しい設定手順は「WordPressにGoogleアナリティクスを設置する方法【簡単】」をどうぞ。
サイトマップの登録
WebサイトにGoogleアナリティクスを設定したら、下記2つのサイトにサイトマップを登録しましょう。
- Googleサーチコンソール
- Bing Webマスターツール
サイトマップを登録しておかないと、「自分のブログを検索しても記事が表示されない!原因と対処法を解説」という記事でも解説しているとおり、ページの情報が検索エンジンに認識されません。
認識されないと、検索エンジンで検索しても表示されませんので、必ず設定しておきましょう。
詳しい設定方法は「【WordPress】GoogleサーチコンソールとBing Webマスターツールにサイトマップを登録する方法」をどうぞ。
以上でWordPressサイトの初期設定は完了です。
WordPressサイトに「Lightningテーマ」をインストールして、初期設定が終わりましたら、企業サイトに必要なページを作っていきます。
企業サイトに必要なページを作る
WordPressにLightningをインストールして初期設定が終わりましたら、企業サイトに必要なページを作り、サイトの体裁を整えましょう。
やり方を下記順に解説していきます。
- ページ構成のプランニング
- ページの作成
- 企業サイトとしての見た目や体裁を整える
上記のとおりです。
ページ構成のプランニング
最初に、ページ構成をプランニングしましょう。
いきなりページを作るのも構いませんが、考えがまとまっていない状態でページを作ろうとしても、かえって時間がかかる場合がほとんどです。
ですので、「作ろうとしているサイトは、どのようなページが必要なのか?」というページ構成を最初に考え、考えがある程度まとまってからページ作成に着手するのがおすすめです。
詳しくは「【Webサイト】ページ構成(サイトマップ)の考え方を解説【サンプルあり】」をどうぞ。
なお、下記項目に該当する方は次に進んでください。
- 必要なページ構成の考えがすでにまとまっている
- 会社案内のパンフレットと同じ内容(文章を写すだけ)
ページの作成
企業サイトに必要なページの考えがまとまりましたら、ページを作っていきましょう。、
なお、WordPressには固定ページと投稿という2つのページ作成機能があります。エディタ機能に違いはありませんが、作成するページに違いがあります。
- 固定ページ → 静的ページ向け(商品・サービスの紹介、会社概要など)
- 投稿 → 新着情報やブログ記事向け
企業サイトを作る場合、基本的には固定ページをメインに使います。
各機能の使い方は下記記事を参考にして下さい。
- 固定ページの使い方:【WordPress】固定ページの作り方・使い方を図解入りで解説
- 投稿の使い方:WordPressの記事の書き方【投稿の使い方を図解入りで解説】
企業サイトとしての見た目や体裁を整える
企業サイトに必要なページを作りましたら、企業サイトとしての見た目や体裁を整えましょう。
詳しくは「【WordPress】Lightningテーマの使い方ガイド」をどうぞ。
お問い合わせフォームの設置
「Contact form 7」というプラグインを使うことで、お問い合わせフォームを簡単に設置できます。
具体的な作り方は、下記記事をどうぞ。
プラグインではなく、外部ツールを使ってフォームを設置したいという方は「【無料あり】問い合わせフォーム作成ツールおすすめ3選【簡単設置】」をどうぞ。
プライバシーポリシーページの設置
Googleアナリティクスやお問い合わせフォームを設置したら、プライバシーポリシーページを作りましょう。
下記記事でコピペで使えるプライバシーポリシーを用意してますので、是非ご活用ください。
WordPressで企業サイトを作るときのよくある質問とその回答
最後に、WordPressで企業サイトを作るときのよくある質問とその回答を5つ紹介します。
- ユーザー毎に権限を設定できる?
- ランディングページはどうやって作るの?
- バナーを設置したいけど、自作する方法はある?
- メルマガフォームは設置できる?
- ショッピングカート機能や決済機能は付けることはできる?
上記のとおりです。
ユーザー毎に権限を設定できる?
WordPressのユーザー管理機能を使えば、ユーザー毎に権限を設定できます。
以下のように権限設定を行う事で、複数人での管理・運営がしやすくなります。
- 記事の下書きだけできて公開はできない
- 記事の下書き、公開はできるけど、他ユーザーの記事は編集できない
詳しくは「WordPressのユーザー管理機能を解説【権限の種類・変更方法】」をどうぞ。
ランディングページは作れる?
ランディングページは1カラム表示(サイドバーが無いページ)に対応しているテーマであれば、基本的にどのテーマでも作れます。Lightningでももちろん作成可能です。
最近の有料テーマの多くはランディングページ作成機能が付いていますので、ランディングページのコピー(文章)と画像素材があれば、そこそこ見栄えするランディングページが作れます。
なお、ランディングページが作れるWordPressのテーマは、大まかに2種類あります。
- ランディングページ作成機能が付いたテーマ → 画像素材は自分で用意する
- ランディングページ作成に特化したテーマ・プラグイン → 画像素材が豊富に用意されている
シンプルなランディングページを作るのであれば、作成機能付きのテーマを使えばOKです。
人目を引くような画像素材をふんだんに使ったページを作るのであれば、ランディングページ作成に特化したテーマやプラグインを使った方が作りやすいです。
ちなみに、「ランディングページが作れるWordPressテーマ13選【無料あり】」という記事で作成機能付き・作成に特化したテーマを紹介していますので、興味がある方は是非どうぞ。
バナーを設置したいけど、自作する方法はある?
最近は優れたデザインツールがたくさんありますので、ツールを使えばデザイン初心者の方でも見栄えの良いバナーを作れます。
「【デザイン初心者向け】バナー作成ツールおすすめ4選【画像素材つき】」という記事で有料と無料のツールを紹介していますので、興味がある方は是非どうぞ。
ツールで自作するよりも、やはり外注したいという場合は、クラウドソーシングを活用すれば制作会社に依頼するよりも早くてコストも安いです。
WordPressでメルマガを配信できる?
WordPressのプラグインを使えばWordPressでメルマガを配信することは可能です。
ただし、メール配信はサーバーに負荷がかかるため、利用しているサーバーによっては大量のメールマガジンを配信すると、制限をかけられる可能性があります。
また、WordPressで配信するということは、サーバー上にリスト(メールアドレス)を保管することになるので、個人情報流出のリスクがあります。
メールマガジンを配信したい方は、WordPressではなく、メール配信システムを利用するのがおすすめです。
ちなみに、下記記事でおすすめなメール配信サービスを紹介していますので、是非どうぞ。
ショッピングカート機能や決済機能は付けることはできる?
WordPressにショッピングカート機能や決済機能をつけることは可能です。
- ショッピングカート機能 → ショッピングカートプラグイン(Welcart、WooCommerceなど)
- 決済機能 → 決済ツール(Stripe、PayPal、Amazon Payなど)
ただし、メール配信サービス同様、個人情報流出のリスクがあるので、WordPressにショッピングカート機能を付けるのは避けるべきです。
「簡単にネットショップを開業できるおすすめツール6選【無料あり】」という記事でも紹介しているカート専用のWebツールを使った方が安全です。
決済機能については、決済ツールを使えばWordPress上でカード情報を預かることはありませんので、決済するだけなら問題ありません。
まとめ
以上、WordPressで企業サイトを作る方法を図解入りで全手順を解説しました。
エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」を使えば、初心者の方でもWordPressサイトを簡単に立ち上げることができます。
WordPressサイトを立ち上げることができれば、企業サイト向けのテーマをインストールして、必要なページを作るだけで、そこそこ見栄えするサイトが自作できます。
企業サイトを自作できれば、サイト制作費を削減できます。
削減して浮いたコストは広告費やツールに回すことができますので、是非、本記事で紹介した手順を覚えて、これからは低コストでサイトを作るようにしましょう。
企業サイトを作ったら、集客ポータルサイトに忘れずに登録しておきましょう。詳しくは「無料で登録できる集客ポータルサイト7選【Webサイトを宣伝】」をどうぞ。