裁判所から「担保不動産競売開始決定」の通知書が届く

2009年5月20日に競売開始決定通知書が届きました。

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競売開始決定通知書

1月に金融機関への支払いがストップしたので、期間的にはこんなもんかも知れません。

3月に弁護士の先生に破産を申し立てたので、てっきりかなり先の事だと思っていたのですが、どうやら2番抵当権者であるG金融機関が競売を申し立てたようです。

物件価格的に、G金融機関からの競売申し立てが取り消しになるような気もしますが、この家の価格が分からないのでなんとも言えません。

工場や倉庫はG金融機関が1番抵当を打っているので、競売にかけるのは分かるのですが、この家は・・・どうなるんだろ?まあ、5分5分ですね。

ちなみにこの家の1番抵当権者であるK金融機関は、以前義父にこのような事を言っていました。

「社長の会社の債権は、不良債権として、ウチで(銀行の内で)処理したから、ウチから競売にかける事はありませんよ。」と支店長に言われたと言っていました。多分気休めだとは思いますけどね。

そもそも1番抵当を打っている金融機関が、債権放棄まがいの事をするはずがありません。
金融機関は極大回収が至上命題。まがりなりにも何十年も会社を経営してきたのですから、それぐらい分かるはずなのに、どうも、この辺の認識があまりないようで、自分の都合のいいようにしか解釈できないようです。

破産しなくても、この家に住み続ける方法はあったのに・・・

会社が倒産した時も、私はかなりしつこく『金の無駄だから、破産はしないほうがいい』と説き伏せたのですが、どうも、催促の電話が嫌みたいで、破産してしまったのです。

私はこの「催促の電話が嫌だ」というのが昔から理解できないんですよね・・・ただの電話ですし。かかってきても「いや~払いたくても払えないんですよね~(笑)!」って電話を切れば良いだけの事ですから、何が嫌なのかよく分かりません。

そもそも、義父の年齢は70過ぎています。破産する意味があまりありません。破産してしまえば精神的に開放されるのでしょうが、失うものがあまりにも大き過ぎます。

ただ、この問題は、周りがあれこれ言ったところで最終的に決めるのは本人ですから、私があれこれいってもしょうがないのです。

なので、事の成り行きを見守ることにしたのです。

この話の続きに興味がある方は以下の記事をご覧ください。

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