- QRコード決済・アプリ決済サービスのPayPayの導入を検討しているけど、サービスの特徴が知りたいよ。
- PayPayを導入すると、店舗にとってどのようなメリットがあるのかな?。
- PayPayについて詳しく知りたいよ。
この記事では、QRコード決済・アプリ決済サービス「PayPay」の導入を検討している店舗事業者様向けに、PayPayの特徴や導入のメリットについて解説します。
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QRコード決済PayPayとは
「PayPay」は、ソフトバンクグループ(PayPay株式会社)がサービス提供しているQRコード決済・スマホ決済サービスです。
昨年末に大々的に行った「100億円あげちゃうキャンペーン」で大きな話題を呼びましたので、ご存知の方も少なくないと思います。
PayPayの導入加盟店は、和民や笑笑、白木屋などを展開しているモンテローザグループや、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラなどのコンビニや(ローソンは3月26日から対応)、ビックカメラ、エディオン、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機等といった家電量販店で導入されています。
PayPayを導入する際の費用は一切かかりません
PayPayを導入するにあたって、初期費用、月額費用、決済手数料(3年間のみ)は一切かかりません。
また、PayPayの売上金を振り込んでもらう際の入金手数料も一切かかりません。
現時点において、4年目からの決済手数料は未定
PayPayは決済手数料は無料とアピールしていますが、期間が3年間と決まっており、3年以降は手数料が発生します。
今現在、PayPayの決済手数料は無料ですが、いずれ有料になる可能性がありますのでご注意ください。
QRコード決済のPayPayを導入するメリットは3つ
QRコード決済のPayPayを導入するメリットは3つあります。
- 露出が増えるため、新規顧客の流入が見込める
- PayPayで決済するとポイントが貰えるのでリピーターが期待できる
- インバウンド需要に対応できる
上記のとおりです。
露出が増えるため、新規顧客の流入が見込める
PayPay決済を導入すると、店舗の露出が増えるので新規顧客の流入が期待できます。
ユーザーがPayPayアプリを立ち上げると、アプリのトップ画面に「全国のお店一覧」というボタンが表示されます。
クリックすると以下のようにマップでPayPayを導入している店舗が表示されます。
PayPayユーザーがこのマップをみて「この店PayPayが使えるからここに行ってみよう」と考える可能性があります。
また、飲食店限定ですが、Yahooダイニングの「PayPayが使える全国の飲食店一覧」に店舗情報が掲載されますのでお店の露出が増えます。
PayPayで決済するとポイントが貰えるのでリピーターが期待できる
ユーザーPayPayを使って決済すると、還元率0.5%のボーナスを貰えます。
また、Yahoo!カードでPayPay残高にチャージすると1%のTポイントが貰えるため、現金で払うよりもお得なので、「ポイントが貰える」という来店動機に繋げやすいです。
2018年末に「100億円あげちゃうキャンペーン」を行ったPayPayですが、今後のキャンペーン予定も示唆しており、キャンペーンが行われればPayPayユーザーの来店動機になります。
【キャンペーンはご好評により終了】#PayPay の100億円あげちゃうキャンペーンは、好評につき上限の100億円相当に達したため12/13(木)23:59をもって終了となります。
今後も新たなキャンペーンを予定しておりますので、引き続きPayPayをご愛顧ください。— PayPay株式会社 (@PayPayOfficial) 2018年12月13日
インバウンド需要に対応できる
PayPayは7億人のユーザーを抱えるAlipay(アリペイ)の決済に対応しています。
アリペイユーザーはAlipayアプリでQRコードを読み取るだけで支払いできますので、アリペイユーザーの来店を見込めます。
Alipayの決済手数料は2019年9月30日まで0%です(2019年10月以降は有償化する場合があります)。
QRコード決済PayPayの導入方法、及び手数料
PayPayの導入は、公式サイトのフォーム経由で申し込みます。電話で申し込む事も可能です。
ちなみに、加盟店登録時に必要な書類は個人事業主と法人では異なります。
個人事業主としてPayPayの加盟店に申し込む場合、必要書類は「本人確認書類」で済みますが、法人で申し込む場合、業種によっては資格証明(資格証明、営業許可証等)の提出が必要になります。申込時に法人番号が必要です。
導入費用、月額利用料
PayPay決済を導入するにあたり、初期費用や月額利用料は一切かかりません。売上金の入金手数料も無料です。
決済手数料も現時点では無料ですが、PayPayのサービスがスタートしてから3年以降に決済手数料が発生する可能性があります(現時点において、手数料率は不明)。
入金サイクルは最短翌日
PayPayで決済した売上は、振込先をPayPay銀行(旧称ジャパンネット銀行)に指定すると最短翌日に振り込まれます。しかも振込手数料はかかりません。
PayPay銀行以外の銀行の場合は、最短翌々営業日の振り込みとなります。例えば、今日決済された売上が、3日後ぐらいには銀行口座に振り込まれます(2019年9月30日まで振込手数料は無料)。
そのため、キャッシュフローが非常に良いです。
まとめ
以上、QRコード決済・アプリ決済サービスの「PayPay」の特徴や導入のメリットについて解説しました。
PayPayなら手軽にQRコード決済・スマホ決済を導入でき、7億人のユーザーを抱えたAilpay(アリペイ)の決済も導入できますので、インバウンド需要にも対応できます。
もしまだ導入していないのであれば、導入をご検討ください。
ちなみに、以下の記事で他のQRコード・スマホ決済サービスを紹介しています。他サービスに興味のある方は是非どうぞ。

