即日で資金調達する方法とは?【選択肢は5つあります】

資金調達
  • 取引先の入金を当てにしてたのに「支払いをジャンプして欲しい」と急に言われたよ!
  • 即日で資金調達しないと、取引先に支払いができなくて倒産するかもしれないよ!
  • 即日で資金調達する方法があれば教えて欲しいよ!

この記事では、こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている筆者は、資金繰り・事業再生コンサルタントという仕事柄、中小企業や個人事業主の経営者様から「即日で資金調達する方法は無いか?」というご相談を受ける事が少なくありません。

このような経験を元に、即日で資金調達する方法を5つ紹介します。

それではさっそく本題に入りましょう。

即日で資金調達する方法は5つ

即日で資金調達する方法は5つあります。

  • オンライン融資
  • ノンバンクのビジネスローン
  • ファクタリング
  • 生命保険の契約者貸付制度
  • 個人名義でキャッシング

上記のとおりです。

オンライン融資

オンライン融資は、申込みから融資実行までの一連の手続きがネット上で完結する資金調達方法です。

AI(人工知能)が銀行口座の入出金データや会計ソフトの仕訳データなどを分析し、金利や貸出上限額を算出するため、審査自体は数分で完了します。

提出書類も最小限で済むのがオンライン融資の特徴

一般的な融資を申込む場合、財務資料(決算書、試算表、資金繰り表など)の提出を求められますが、オンライン融資は本人確認資料だけで済みます。

財務面の審査はAIが銀行口座・会計ソフトのデータを元に分析するので、財務資料は必要なく、本人確認書類だけで済んでしまうのが、オンライン融資の特徴です。

 

現在、様々な金融機関がオンライン融資を提供していますが、ひと言で「オンライン融資」と言っても、オンライン融資の種類は2つあります。

  • AI融資
  • トランザクションレンディング

上記のとおりです。

AI融資

AI融資は、オンライン融資の説明と重複してしまうので割愛しますが、

 

AI融資は、AI(人工知能)が銀行口座や会計ソフトのデータを元に、企業の信用力を分析し、融資可能かどうかを判断します。

AI融資の上限額は500万円~1,000万円の少額融資がメインとなります。

少額融資は人が審査を行うと採算が合わないため、従来の融資制度では小規模事業者や個人事業主の資金需要をカバーしにくかったという問題点がありましたが、AIが審査を行うことで、審査にかかる時間を短縮できるため、少額・短期の資金需要カバーしています。

調達できる金額は少額ですが、審査は早く、最短即日調達することも可能です。

詳しくは「【資金調達】オンラインレンディングならAI審査だからネットで完結!各サービスの比較等を解説」をどうぞ。

トランザクションレンディング

トランザクションレンディングは、プラットフォーム(ECモールやネット決済システムなど)運営事業者がプラットフォームを利用する企業・個人事業主に対して行なう融資です。

プラットフォームに蓄積された取引データを元に、直近の売上状況、売上の伸び率、顧客の評価などのデータをもとにAIが審査を行います。

利用可能な事業者は、プラットフォームを利用しているECサイト運営事業者や、カード決済を導入している店舗事業者に限られます。

詳しくは「トランザクションレンディングなら取引データで資金調達可能!サービス比較、仕組みを解説」をどうぞ。

ノンバンクのビジネスローン

大手金融機関がサービス提供しているビジネスローンは、最短即日融資に対応しているケースが多いです。

ノンバンクのビジネスローンはスコアリングシステムで機械的に審査するため、ブラック・債務超過・赤字続きでなければ最短即日で調達することも可能です。

書類に不備が無いことが前提です。

ちなみに、以下の記事で最短即日融資が可能なビジネスローンを紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。

資金繰りのコンサルタントがおすすめするビジネスローン5社
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ファクタリング

ファクタリングは、商取引で発生した売掛債権をファクタリング会社に買取って貰う事で現金化する資金調達方法です。

ファクタリングは売掛債権の売買なので融資ではありませんが、売掛債権があれば最短即日で資金調達する事も可能です。

 

ファクタリングの詳しい解説は「【保存版】売掛金で資金調達するファクタリングの仕組みや注意点を徹底解説【基礎知識】」をどうぞ。

生命保険の契約者貸付制度

生命保険に加入している事が条件になりますが、生命保険の加入者であれば契約者貸付制度で資金調達することができます。

金利は保険会社によって異なりますが、概ね2%〜8%ぐらいと良心的で、しかも即日融資に対応している場合が殆どなので、使い勝手は良いと思います。

個人名義でキャッシング

法人名義での資金調達が難しい場合、個人名義で申込むと資金調達できる事があります。

ノンバンクのビジネスローンと同様、個人のキャッシングも最短即日に対応していますので、どうしても資金調達しなければならないという時は、個人名義でキャッシングして、会社に貸し付ける、という方法もあります。

つなぎ資金として利用するのであれば良いと思いますが、先の見通しが立たない状況で利用すると会社だけでなく個人の資金繰りも悪化するのでご注意ください。

 

即日で資金調達する時のポイントは3つ

即日で資金調達する時のポイントは3つあります。

  • 午前中に申込む
  • 必要書類を準備しておく
  • ノンバンク系のローンは同時申込みしない

上記のとおりです。

午前中に申込む

即日で資金調達するには、午前中に申込む必要があります。

理由は、初回申込みは本人確認手続きなどに時間がかかるからです。

過去に一度でも利用したことがあるなら、初回申込みの手続きは省略されますので審査もスムーズですが、初回は本人確認手続きがありますので、どうしても時間がかかります。

午後に申込むと間に合わない場合が殆どなので、即日で資金調達をするなら午前中に申し込む必要があるのです。

必要書類を準備しておく

オンライン融資の場合、必要書類は最小限で済みますが、それ以外の方法で調達する場合、以下の資料が必要となる場合が殆どです。

  • 商業登記簿登記簿
  • 決算書(2期分)
  • 直近の試算表
  • 請求書(ファクタリングの場合)

こうした書類をきちんと用意しておかないと、即日で資金調達することはできないのでご注意下さい。

 

ちなみに、登記簿謄本は法務局に行かなくてもネットで取得できますので、「資金調達した方が良いのかな?」という考えが少しでも頭を過ったら、後々の為に謄本を事前に取得しておきましょう。

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ノンバンク系のローンは同時申込みしない

ノンバンク系のオンライン融資やビジネスローンを申込む際は、同時に申込む事は避けましょう。

【資金調達】ビジネスローンの複数申込みは可能?【多重に注意】」でも解説しているとおり、同時に申込むと多重申込みとなり、本来通るはずだった審査も通らなくなりますので、必ず1件ずつ申込むようにしましょう。

 

即日で資金調達する時の注意点は2つ

資金繰りに困っている時は即日で資金調達できるのは大きなメリットだと思いますが、即日で資金調達する時の注意点が2つあります。

  • 資金調達コストが高くつく
  • 銀行融資が絶望的になる

上記のとおりです。

資金調達コストが高くつく

即日で資金調達する場合、基本的に資金調達コストは高くつきます。

生命保険の契約者貸付制度は例外ではありますが、即日で資金調達する場合、概ね金利は10%を超える場合が殆どなので、金利支払い負担が増えます。

また、ファクタリングは融資ではありませんが、買取って貰うたびに買取手数料が発生するため、毎回利用するようになると粗利率は悪化します。

このように、即日で資金調達する方法はコストがかかりますので、利用する際はコストを含めて検討するようにしましょう。

銀行融資が絶望的になる

生命保険の契約者貸付制度は別として、ノンバンク系のオンライン融資やビジネスローン、ファクタリングを利用していることが銀行に発覚すると、ノンバンク系の借入を利用している間は銀行融資が絶望的となります。

理由は「【銀行融資】ノンバンクの借入があると銀行が融資しない理由と借入を見抜くポイントを解説」でも解説しているとおり、銀行は融資先企業が高金利の借入を起こしていると、融資しないからです。

 

銀行借入が難しく、すでに断られているという事であれば良いですが、銀行から定期的に折返しの融資(ハネ資金)を受ける事ができている企業は注意が必要です。

 

即日で資金調達するのは難しい方法

最後に、即日で資金調達するのは難しい方法を2つ紹介します。

  • 手形割引
  • 不動産担保ローン

上記のとおりです。

手形割引

一度でも取引した事のある金融機関に手形割引を依頼する分には、即日で割って貰う事も可能だと思いますが、初回取引の場合、割引依頼人の審査が必要となるため、即日で割って貰う事は難しいです。

また、手形割引の場合、受取手形を郵送で送る必要があるため、即日というのは現実的に難しいです(バイク便を使えば当日に届けられますが…)。

不動産担保ローン

不動産担保ローンは、担保となる不動産の現地調査などに1週間程度の時間を要するため、即日というのはまず不可能です。

不動産担保ローンを扱っている金融機関の営業担当の方に聞いても、例外なく「どんなに急いでも審査に最低でも3日はかかり、実際に入金するまで1週間近くかかる」と言います。

不動産は担保になるとはいえ、担保評価や抵当権の設定に時間がかかるので、即日というのは不可能です。

 

まとめ

以上、即日で資金調達する方法を5つ紹介しました。

おわり。

 

 

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