リスケジュールの進め方完全マップ【リスケ初心者からリスケ中の方まで幅広く網羅】

銀行借入の約定返済が難しく、借入金のリスケジュールを視野に入れている方や、すでにリスケジュールを更新している方向けに、リスケジュールのノウハウをまとめました。

 

「リスケジュールはどうやって進めればよいのか?」という方から、「すでにリスケジュール中だけど、資金調達したい」という方や、「リスケジュールの出口戦略」を考えている方向けのまとめページです。

このページを上から順番に読んでいくことで、リスケジュールの基礎知識を学ぶことができ、ご自身でリスケジュール手続きをすすめることができるようになります。

それでは早速、下記よりご覧くださいませ。

リスケジュールの基礎知識:まずはここから理解していきましょう

銀行に新規融資を断られ、このまま約定返済を続けていると資金ショートしそうだという方は、「調達して資金繰りを回す」という考えから「元本返済を止めて資金繰りを回す」という考えに頭を切り替えましょう。

リスケジュールの知識全般

借入に頼らず、既借入金の元本返済を止めて資金繰りを回す、ということを決断したら、まずはリスケジュールに関する全体像を把握しておきましょう。

以下3つの記事を読むことでリスケジュールの知識全般が分かります。

 

ちなみに、リスケジュールしようと考える際、「リスケジュールする企業なんて実際はそんなに多くないないのでは…」などと考える方がいますが、以下の記事でも解説しているとおり、たくさんの企業がリスケジュールを行っています。

 

リスケジュールする事を心に決めたら、これから銀行とリスケジュール交渉をする事になるのですが、交渉にあたって覚えておいた方が良い事や、準備すること、注意点やコツなどをまとめました。

リスケジュールすると基本的に新規の借入が難しくなります

リスケジュールすると、基本的にリスケジュール期間中の新規借り入れは難しくなりますので、借りれなくなることを恐れて、決断を先延ばしにしようとする方がいます。

しかし、新規融資を断られているからこそリスケジュールするのですから、借りれない心配をしても意味無いです。

以下の記事を読んで十分理解しておきましょう。

リスケジュール中でも可能な資金調達方法

リスケジュール中の借入は難しくはなるとはいえ、全く借りれないという事ではありません。

以下の記事でもリスケジュール中でも可能な資金調達方法について解説しています。是非参考にして下さい。

リスケジュール中は手形割引ってできる?

リスケジュールして、受取手形の割引をストップされると困る!という方向けに、リスケジュール中の手形割引について解説しています。

リスケジュールの事実は個人信用情報に残る?

リスケジュールすると信用情報に傷がつくのでは?と心配される方がいますが、リスケジュールした事実は信用情報機関に登録される事はありません。

銀行にリスケジュールを依頼するタイミング

銀行にリスケジュールを依頼するタイミングは何時なのか、理想的なタイミングや、依頼する手順について以下の記事で解説しています。

複数の金融機関と取引している場合、どの銀行から依頼すれば良い?

複数の金融機関と取引している場合、最大債権者であるメインバンクから順番にリスケジュールの依頼をすることになります。

しかし、負債総額が殆ど変わらず、「どっちが当社のメイバンクなのか?」判断が付き難い場合があります。

そのような事業者向けに、以下の記事でメインバンクの判断基準を解説しています。

 

リスケジュールを依頼した時の銀行の対応は地域や規模で異なることがある?

リスケジュールを依頼した時の対応は、地域や銀行の規模で異なることがあるのか、ということについて詳しく解説しています。

銀行から借入して間もないけどリスケジュールできる?

前回、銀行から融資を受けてから、そんなに時間が経ってないけど、リスケジュールする事ってできるの?という疑問をお持ちの方は、以下の記事を参考にして下さい。

個人で借りている住宅ローンはリスケジュールできる?

「法人の借入をリスケジュールして貰えたけど、個人で借りている住宅ローンもできればリスケジュールして欲しい」とお考えの方向けに、以下の記事で住宅ローンのリスケジュールについて解説しています。

 

リスケジュールの交渉に関すること:銀行から不利な要求を求められた時の対処法

銀行にリスケジュール依頼して、スムーズに話が纏まればよいですが、中には会社にとって不利な条件を提示される事もあります。

このパートでは、不利な条件を提示された時の対処法などについて解説していきます。

バンクミーティングを開催するよう言われた

取引行が多いと、銀行から「バンクミーティングを開催して、リスケジュールの条件面について決めましょう」と言われる事がありますが、バンクミーティングを開催するとどのようなメリット・デメリットがあるのか、以下の記事で解説しています。

リスケジュールを断られたら諦めるしかない?

銀行にリスケジュールを依頼すると「リスケジュールなんてできませんよ!」と、断られる事があります。

以下の記事では、銀行がリスケジュールを断る理由と、断られた時の対処法について解説しています。

役員報酬を下げるように言われた

銀行にリスケジュールを依頼すると「役員報酬を下げろ!」と要求される事があります。

実際に言われれば分かると思いますが、具体的にいくら下げろというのは一切言われません。ですので、下げるか下げないか、下げた場合はどれぐらいに設定すれば良いのか、ご自身で判断するほかありません。

以下の記事では、銀行から「役員報酬を下げろ」と言われた時の役員報酬の金額設定の考え方について解説しています。

 

リスケジュールの更新に関すること:更新時に起こりうるトラブルの対処法

すでにリスケジュールされている方向けに、リスケジュールの更新手続きの際に起こるトラブルの対処法について解説します。

銀行から約定返済に戻すよう言われたけど戻すべき?

リスケジュールを何回か更新していると、銀行から「約定返済に戻して欲しい」と言われます。

応じるか応じないかは、資金繰り次第ではあるのですが、判断基準について以下の記事で解説しています。

元本返済を増額するよう言われたけど増額した方が良い?

銀行から元本返済を増額するよう言われた場合、断るか応じるか、どのように判断すれば良いのか、以下の記事で解説しています。

すでにリスケジュールしているけど、さらなる条件変更は可能?

銀行にリスケジュールを依頼する際、後々の事を考え、元本ゼロで依頼する事が基本ですが、たまに約定返済額の1割~3割ぐらいを返済している方をみかけます。

新規借り入れが難しい状況で一部とはいえ元本を返済するのは得策とは言えません。さらなる条件変更を行い、元本返済をゼロに変更してもらいましょう。

更新手続きを忘れたら約定返済に戻される?

リスケジュールは契約期間が終われば約定返済に戻ります。

なので、通常は2カ月~1カ月半ぐらい前から更新の準備を行い、契約更新となるのですが、たまに、更新手続きを忘れてしまう方がいます。

更新するのを忘れたけど、再度リスケジュールして貰えるかどうか知りたい方向けに、今後の注意点などを解説しています。

 

リスケジュール期間中の資産売却

借入の担保に入れた不動産の売却を検討しており、売却代金の一部を資金繰りに使いたいとお考えの方向けに、どのように銀行と交渉すれば良いのか、解説しています。

 

リスケジュールに関するコラム:暇つぶしにどうぞ

2009年の夏ごろ、金融機関の支店長という肩書の方から「リスケジュールって何ですか?」と聞かれた事があります。

当時、「リスケジュール」という言葉が今ほど浸透していないとはいえ、仮にも「支店長」という肩書の方からそのような事を言われるなど、関係者一同、誰も想像できませんでした…。

 

2012年にお会いした経営者様のお話なのですが、銀行借入はリスケジュールすることができるという知らず、銀行に言われるがままに家を売却し、売却代金を返済に充当していました。

この話を人にすると、「話を盛っている」などと言われる事がありますが、残念ながら実話です。

 

リスケジュールの出口戦略

リスケジュールの出口戦略は「約定返済に戻す」ことが基本となります。

いきなり約定返済に戻すのは現実的ではありませので、徐々に元本返済額を増やすか、あるいは以下のような保証制度を活用して、リスケジュールの卒業を目指します。

 

とはいえ、リスケジュールを卒業する事だけがリスケジュールの出口戦略ではありません。

借入過多で金利支払い負担が大きい企業は、元本返済を続けるのは現実的とは言えません。

こういったケースは、第二会社方式などで負債を切り離すか、あるいは支払い自体を止めてしまい、代位弁済に持ち込んでしまうのも一つの方法と言えます。

 


以上、リスケジュールに関するノウハウをまとめました。

一通りの情報はまとめましたが、足りない部分もあると思います。
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瀬間隆司@中小企業の資金繰り (@takashi_sema) | Twitter