都道府県別で信用保証協会の債権回収スタンスが異なる事があるのか?

ブログのアクセス解析をしていると、よく「県名信用保証協会 債権回収」というようなキーワードで検索されています。

「東京信用保証協会 債権回収」
「横浜市信用保証協会 債権回収」
「京都信用保証協会 債権回収」

というような感じですね。

こういったキーワード検索で調べている方は、恐らく、各都道府県別で信用保証協会の対応が異なると思っているのでしょうが、基本的に都道府県単位で対応が異なるような事はありません。

仕事柄、保証協会に行く事があり、(クライアントの財務担当として行く事がたまにあります)役職者の方とお話しする機会がありますが、都道府県単位で対応が異なる事は無いと、口を揃えたように回答してくれます。

ですから、K県の信用保証協会は債権回収に積極的であるが、A県は債務者に協力的である。というような事は無いのです。

基本的には全国一律で同じ対応をしてきます。

 

担当者によって、多少対応が異なる事はあります

私が今まで見てきたケースでお話しすると、担当者の方によって、多少、対応が異なる事はあります。

全然違うとまではいきませんが、債務者の事を親身に考えてくれる方もいれば、「案件」として、感情を一切挟まず、事務的に淡々と処理してしまう方がいます。

親身に考えてくれる担当者にあたると、
「具体的な返済プランを提示していただかないと、○か月後に競売に掛けるよう上から言われてますが、○日までに資料を揃えてもらえれば上に掛け合いますので、すぐに競売にならないよう、上に掛け合います。」
というように、応援してくれる事があります。

でも、案件を右から左に流そうとしている方にあたると、
「○月○日までに返済プランを提示して下さい。残債は年内で完済するプランを提出して下さい。できないなら法的手続きに着手し、ご自宅は競売にかけます。任意売却には価格次第で検討しますが、それも○日までに買付証明書が無いと、検討の余地もありません。」
と、淡々と言われるだけとなります。

このように、担当者の性格によって対応が異なる事はあります。3桁はいかないまでも、そこそこの数の相談事例を見てきているので、概ね、間違っていないと思います。

 

不確かな情報に振り回されないで下さい

たまに、経営者の方から、
「経営者仲間に聞いたのですが、ウチの県の保証協会は回収方針が厳しいみたいです。」
等という話を耳にする事がありますが、個人的には噂レベルの話だと思います。

このような話を突き詰めていくと、たまたま、事務的な方にあたったというだけというのが殆どであり、「○県だけが特別に厳しい」という事など無いのです。

ピンチに陥いると、出所の不確かな噂話に惑わされたりする方がいます。好調の時は気にならないと思いますが、ピンチの時となると、このような情報に振り回されたりしがちです。

情報源が不確かなものに振り回されず、どっしりと構えていた方が、訳の分からない情報に振り回されず、的確な判断が下せるのではないかと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている