税金を滞納してしまったら、どうする?

さて、今回は税金の滞納についてお話をしていきたいと思うのですが、滞納していない方にこんなお話をしても全く役に立たないかもしれませんね。

でも、今後どうなるかわかりませんから、覚えておいて損はないと思います。税金の滞納はけっこうやっかいなお話ですから必ず覚えておいて下さいね。

 

税金を滞納するとどうなるの?

メールセミナーを購読してくれた方は、税金を滞納するとどのような処罰が待ち受けているのかすでにご存知だと思います。でも、「そんな話は始めてだ!」という方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明します。

メールセミナーを購読してくれた方はここから先はちょっと飛ばして下さい。

税金を滞納するとけっこうキツイ処罰が待ち受けています。この処罰とは、 「差押」 処分の事を言います。一般的な債権者と違い、税務署は法的な手続きを踏まなくても強制執行が可能です。

「コイツは悪質な奴だ、けしからん!」などと思われてしまったら、税務署の職権で 「差押」 ができます。そして差押の際に、真っ先に狙われるのが>「売掛金」です。しかも、一番大口の「売掛金」から順番に狙われていきます。

回収する側から見たら当然ですよね。小口を何件も差押るより、大きいところを差押えた方が、回収が楽ですから、当然といえば当然です。

 

はい、ここであなたに質問です。

資金繰りが苦しい時に、大口の売掛金を差押さえられたらあなたの会社はどうなりますか?

答えるまでもないでしょうね・・・一撃で終了してしまいます。

そんな事にならないために、税金を滞納したらとりあえず税務署に出向いて、事情を説明して、待ってもらう。というのが今までの王道でした。(資金繰り表や、支払い計画書等を用意すると交渉がスムーズにいきます。)

 

しかし、ここ最近は事情が変わってしまいました。

しっかりと事情を説明しているにもかかわらず、有無をいわず売掛金の差押をしてくる場合があるのです。

今までは、状況をきちんと説明したら待ってもらえましたよ。

例えば、200万円の納税金を20万円の10回の分割払いで等という条件もちゃんと呑んでくれていました。

そして、20万円用意できない時でも、納められるだけ納め「足りない分は○○日に持ってきます。」と説明すれば、ちゃんと待ってくれたのですが、分納を認めてもらい、たった一度だけ約束の金額に届かず本来払うべきお金の半額を差し出したにもかかわらず、売掛金の差押をくらうケースが出てきたのです。

基本的に税務署は、たとえ長い時間をかけてでも、しっかり納めてくれる人に対してはとても前向きに協力してくれるのですが・・・・これにはビックリです。

事情を説明しても聞き入れてもらえず強制執行・・・・
資金繰りの苦しい時にこんな事されたら、一発でアウトです。

確かに税金を納めないのは悪い事なのかもしれませんが、今回のケースにしても半額は納めている訳ですから、何もそこまでしなくても・・・と思わざるを得ません。

もし、あなたが税務署へ行き、交渉しても聞き入れてもらえない場合は泣き寝入りするしかないのでしょうか?お上のやる事には逆らえないのでしょうか・・・

 

大丈夫です、方法はあります!

納税者支援調整官に事の経緯をすべて説明し、期間が長くなっても納めるという意思を示せば、ちゃんと聞き入れてくれます。そして納税者支援調整官があなたの管轄の税務署に連絡してくれ、「あんまりキツイことするな!!」と通達してくれます。とても心強いですよね。

やはり遅れてでも、前向きに納めようとしている人に対して、お上は見捨てないです。ちゃんとあなたの事を守ってくれる人がいます。

もし、あなたが、遅れてでもちゃんと納めると訴えても聞き入れてもらえない時は、納税者支援調整官に相談して下さい。

こちらの国税庁のホームページに、地域別の連絡先が記載してありますから参考にして下さい。
国税庁ホームページ

どんな時でも諦めないで下さいね。

 

納税者支援調整官

納税者支援調整官とは、国税局や税務署の仕事に対する苦情や困りごと等を受付・相談に応じてくれる方です。

あなたの経済的な事情をしっかりと考慮してくれ、無理せず納税できるように、管轄の税務署とあなたとの調整をしてくれる頼もしい方です。
納税者の立場に立って物事を考えてくれますから、困った事があれば、すぐに相談することをお勧めします。

気に入っていただけたらシェアお願いします。

メールマガジン

55件の相談事例を記載した冊子を無料でプレゼントします。

この相談事例は、2009年のブログ開設から、2014年11月までにブログのコメント欄に書き込まれた質問をまとめた冊子となります。

実際にいただいた相談事例や、解決事例が記載されていますので、興味のある方はメールマガジンをご登録下さい。

ご登録頂けるとすぐに読めます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

1977年神奈川県生まれ。コンサルティング会社勤務を経て独立。店舗ビジネスに特化したコンサルティング業務を展開していたが、身近な人の倒産を目の当たりにした事をきっかけに事業再生に目覚め、平成21年5月より、事業再生に参入。全国各地の中小企業の再生業務に関与し、中小企業の事業再生のサポートを行っている。 平成23年8月、M&Aに特化した株式会社クレアークを設立、代表取締役に就任。現在に至る。業務の幅を広げる事により、サポートの幅を広げている